『ベルセルク黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』完成披露試写会に参加させていただきました
大好きなベルセルク
完成披露試写会ということで、主人公・ガッツの声を担当している岩永洋昭さん、
エンディングテーマを歌っているAIさん、シークレットゲストのケンコバさんがいらっしゃってました
てゆうか、私ケンコバの大ファンなのでお会いできて嬉しかったぁ
トークセッションの様子は、ニコ生で放送されてたみたいです。
で、本作は黄金時代篇Ⅰ。
黄金時代篇は全3作なのですが、今回はⅠ。
なので、あらすじが・・・・・・書きにくい
<以下、Yahoo!映画より抜粋>
戦乱の世界。長大な剣を自在に操る屈強な剣士ガッツは、傭兵(ようへい)集団「鷹の団」を率いる
グリフィスと出会う。
数々の激戦をくぐり抜けたガッツとグリフィス、そして「鷹の団」の兵士たちは
固いきずなで結ばれていく。
ですね。
ちなみに国王の娘シャルロット主催の晩餐会で、グリフィスとシャルロットが噴水の元で話をし
侍女がシャルロットにユリウス暗殺の話をするところでⅠは終わります。
え
なんでそんな中途半端なところで終わるの
と思ったのは、言うまでもありません。
以下、ネタバレを含みますので気になる方は画面を閉じて下さい。
まず、個人的な感想ですが、やっぱり残念感は否めませんでした。
でもしょうがない事なんです。
25話を80分×3にまとめるわけだから、いろいろ減らさないと入らないですからね。
私はアニメ版が大好きだから、やっぱり残念だと感じてしまいましたが。
まずね、一番最初の見せ場って、キャスカがガッツに対して
「あんたは3年前と何も変わってない!」
って言い放ち、それに対してガッツがキャスカの腕を掴んで反論するシーン。
ここって最初の方の見せ場だと思うんですよね。
ここまで至るまでに、ガッツの悲しい過去・・・親殺しのレッテルを貼られたあの事件、
誰も信じることができず、今までたった一人で生きてきたこと、
そんな彼がグリフィスに敗れ、鷹の団に入り、彼なりにこの鷹の団の中に居場所を感じ・・・・・
入団当初はガストンとも仲が悪くて(最後まで悪いけど)、でも3年の月日が流れ
なんとなーく打ち解けてきたというか、そういう背景があってこそ、ガッツの
「違う!!俺は・・・・!!!」
って言うあのシーンが生まれると思うんですけど、はしょりすぎてて説得力がない。
あとキャスカ。
私はアニメを見るときに、その作品のキャラクターの一人に感情移入して見る癖があるんですよね。
昔からそうなんですけど、ベルセルクではキャスカ目線でずっとみてました。
(EVAではミサトさんでした)
キャスカはグリフィスのことが好きで、尊敬していて・・・・・
そんな彼女ですが、ガッツと出会い、ガッツのせいでグリフィスが危ない目にあうことが多くなり
涙を流す回数が増えて・・・・・
シャルロット姫とグリフィスが草笛を鳴らして遊ぶ(?)ところや、
シャルロット主催の晩餐会で話す二人をみて、寂しそうに見つめるシーン。
あの表情が本当に切なくて、グッとくるものがあったのですが
そこもはしょりすぎててグッとこない( ̄□ ̄;)
あとグリフィス
彼も内に相当黒いものを秘めていて、狩り場の事件がきっかけで
ユリウス暗殺をガッツに依頼するわけですが、その辺の黒さも伝わってこなかった
全体的にキャラが薄い気がしました。
不死のゾットの話も「へ???そんだけ??」って感じであっさり。。。。
ゾットの話って、この世界には人間以外の恐ろしいものが存在するっていうことを
伝えたかったと思うんだけど・・・・
えええーーー???そんだけ?
映画全体のアニメーション画面は本当にキレイでしたよ。
流れるような戦闘シーンは圧巻。
すっごくキレイで、「30人斬りのバズーソ(声優はケンコバ←ピッタリ!)」をガッツが切るシーン。
目玉が飛び出たりグロイシーンもあるのですが、キレイ過ぎてグロさがないんです。
もったいない・・・・
ベルセルクのあのおどろおどろしいグロイ世界観が無く、とにかくキレイ。
見やすいとは思うのですが、やっぱり原作やアニメファンは物足りなさを感じるのではないでしょうか。
そして声優陣。
素晴らしかったのはキャスカ役の声優さんと主人公の声をあてている岩永洋昭さん。
すっごく良かったと思う。
キャラにピッタリ合ってて、感動しました。
が
グリフィスの声優の櫻井孝宏さんの声が爽やかすぎて、ちょっともったいなかったかなあと。
個人的に櫻井孝宏さんの声は大好きですよ
個人的にはDグレの神田とルルーシュのスザクの印象が強いかな。
ぬらりひょんの首無も櫻井さんですよね。
ただ、怖さがなくて、ひたすら爽やかだったのが残念。
アニメでは森川智之さんがあてているのですが、森川さんって・・・なんていうんだろう。
美形悪役ではピカ一の方なんですね。
カッコイイだけではなく、声の中に怖さや黒さがあって、アニメを見た時は
「うわあ!ピッタリだ!!」って思いました。
もうね、私の大好きなセフィロスの声も彼ですからね、大好きなんですよ私は
黒さや怖さがなく、爽やかでカッコイイ声~♪っていう印象で終わっちゃって
もったいなかったなー。
キャスカ役はむしろみやむーより合ってた
ガッツ役の岩永洋昭さんもピッタリだったと思う
ジュドーもあってはいたんだけど、石田彰の印象が強いのでね。
飄々としたキャラを演じる石田彰の声、好きだから劇場版で聴けなくて残念
点数をつけるとしたら、100点満点中60点。
あくまで私の意見ですが。
あの内容を80分という時間に詰め込んだので、私は
「まるで走馬灯のようだ・・・・。」
という印象を受けました。
すっごく好きな作品で、期待大だっただけにちょっと残念でしたが
キレイで見やすいと思うので、原作を知らない方は充分楽しめると思います。
欲を言うのであれば、80分ではなく、せめて120分にして欲しかったよ
そうすればもう少しキャラクターの心理描写を描くことができたのではないかな。
2作目の公開は6月とのこと。
もちろん見るつもりでいますが、2作目、3作目に期待します。
あとね、AIさんのEDの壮大なことといったら
実際試写会ではAIさんのLIVEがあり、聞くことができたのですがすごすぎて鳥肌が立ちました。
作品中の音楽は個人的に大好きだと思いました。
サントラとかでたら欲しい位です。
劇場公開は2月4日からです。
皆さんも是非足を運んでみて下さい。
てゆうかですね、私いつもコスメとかイベント記事ばかりを書いていてアニメとか見ているように
見えないんですけどって、お会いした方に言われるんだけど、好きですよ、かなり。
もう中の人の話とか、多分・・・・ひかれるんじゃないかって思います。すんませーん。こんなやつです私。
最後に、もういろいろ厳しいこと言っていますが、愛ゆえです!!!
お許し下さい。