親子で不登校カウンセリングに通う傍ら

平日は相変わらず私は仕事で

娘は家で過ごすと言う毎日

この頃は夫が単身赴任だったのが

とても助かった



不登校に理解のない夫が家にいると

娘も私も無言のプレッシャーに

押しつぶされてしまうから



夫はずっと

「何で行けないんだ」

「勉強が嫌なら部活だけでもいいじゃないか」

「学校にも行かないのに

クリスマスもないだろう」

などと言っていたから

平日のダラダラしている娘を見たら

どうなっていたことかキョロキョロ



私はもう娘を追い込むことはしたくなかったから

娘が行きたいと言ったら

時々平日の昼間に

漫画喫茶に行ったり

川べりを散歩したり

服を買いに行ったりしていた



それがいいか悪いかは今でも分からない

ただ私は娘のやりたい事を

やってあげたかったのと

娘の笑顔が見たかっただけだった



そうやって過ごすうち

とうとう出席日数が足りなくなって

通っていた高校は在籍するなら

留年ということになった



どうしたいかと娘と話し合って

いくつか通信制高校を見学することにしたの

最初は人に会いたくないから

個別で対応してくれる学校がいいと言っていたのでそこに決めかけたんだけど

何せ授業料がバカ高い!

どうやってもちょっと無理ということで

また探し直した



その中で一つの学校に決めたんだけど

その理由が意外だった

だって「部活があって楽しそう」

って言う理由だったんだもん爆笑



そっか

やっぱり普通の学校生活を送ってみたいんだね 

何か嬉しいよ 

と言うことで

その高校の試験に受かって

取った分の単位で対応して下さって

春からは高校2年生として

新たにスタートすることが決まった



でもだからと言って

不登校の本質が解決できた

訳ではなかったんだよね