ミスター1級の後藤充男です。

 

こんばんは!

 

本日、茨城県で合格発表がありました。

 

水戸商工会議所では、こちらの通り、2級が3.4%3級が40.6%でした。

 

3級はとても高い合格率になった反面、2級は、伝説の魔の第107回(水戸商工会議所は2%でした)の次に低い結果となりました。

 

都心部は簿記学校がたくさんあり、簿記を学習する環境が整っているので、もっと高い合格率になると思いますが、簿記学校のないまたは少ない地方では、かかる低さの合格率となるでしょう。

 

これは、2級は第二問を中心に、新傾向の実務っぽい内容(つまり、初見の問題)が多く出題されたことによると思います。

 

問題文を読み取る能力を問う問題としては良いと思いますが、今回の2級は別解が多いなど、各簿記学校で模範解答が割れるということになっています。

 

この点につき私は、百歩譲って、日商簿記1級以上ならば別解が出てもよいレベルだと思いますが、2級レベルでは、いくら実務っぽい内容を新傾向にするとはいえ、やはり別解が生じるレベルで出題すべきではないと考えます。

 

なぜなら、そもそも検定試験の目的は、実務で通用する能力を身に着けることだと思いますが、実務は各会社で少し違う傾向で仕事をしているケースも多い以上、検定はあくまで実務に就く前の最低限の知識があるか否かをチャックするにとどめ、ここまで合格率が低くなるような問題を出題するこちは避けた方がよいと思うからです。

 

3級と2級の合格率の落差が、ここまで広がっている検定試験がほかにあるでしょうか?私は甚だ疑問です。

 

また、まだ1級の合格率は発表されていませんが、おそらく2級の方が1級よりも低い合格率になるでしょう。1級より2級の方が合格率が低いような検定試験も、あまりないと思います。

 

おそらく、今回初めて日商簿記検定を受験された方の中には、「こんなに難しいんだ。もう受験はやめようかな」と悩んでいる方もいると思います。

 

実際、第107回を初受験とした方の中には、そのまま日商簿記検定の受験をやめてしまった方が多かったです。

 

そこで、今回は、難しい試験に心構えを述べていきたいと思います。

 

まず、日商簿記2級の検定試験は、年に3回ありますので、ひとまずまじめに(暗記ではなく理解しながら)勉強して、3回は受験してみてください。

 

そうすれば、1回くらいはまともな合格率の回にあたるケースが出てきます。

 

あくまで今回のような低い合格率は特殊だと認識しましょう。

 

そのうえで、何回も何回も落ちてしまう場合、いったん受験を撤退してもよいと思います。

 

なぜなら、マンネリ化するとやる気が落ちてしまい、あまり勉強に身が入らなくなる以上、時間がもったいないからです。

 

やる気がでないということは、情熱が覚めている証拠ですから、いったん撤退して簿記から距離を置き、やる気が出てくるか否かをずっと様子みるのです。

 

数ケ月を過ぎ、やる気が出てきたら、また再開すればよいでしょう。

 

しかし、数ケ月が過ぎ、そのままやる気が起こらない場合、あなたは簿記とは縁がなかったということですから、さっさと辞めて、他の何かを見つけた方が得策でしょう。

 

あなたが情熱を燃やせる何かを見つけ出すことに集中するのです。

 

本気で見つけようとすれば、必ず見つかるはずです。

 

ここで、悔しいという気持ちから勉強してしまっている方は、さらに注意してください。

 

なぜなら、悔しいという気持ちは、時にモチベーションにつながるのですが、過剰になると、合格が目的になるのではなく、受験自体が目的となってしまい、いたずらな長期受験につながるからです。

 

時間は有限です。無限ではありません。

 

あなたの才能を無駄遣いしないためにも、あなたの才能を活かせるもの(つまり、情熱が燃やせるもの、熱くなれるもの)を見出すことに意識を集中してください。

 

そのためには、なんでもやる前からあきらめるのではなく、チャレンジしてみることです。

 

チャレンジの向こうに、情熱が待っています。

 

もし、何回も落ちて悔しい気持ちが優先し、他の何かに移行できないでいるならば、ぜひ、「期限」を決めてみてください。

 

その期限までに受からなければ、潔く撤退する。そう決めれば、「悔いを残さないようにしよう」と日々の勉強にも力が入ります。

 

あきらめないというのは、受かるまでやるということではなく、自分で決めたゴール(3回だけ受験するなど)まではあきらめずに走り切るということです。

 

そもそも、検定試験があなたが作成・実施しているわけではなく、あなた以外の誰かが作成・実施しているので、誰かが決めたゴールに重点を置くと、受かるまでやるということですが、あなたが決めたゴールに重点を置くと、「期限」を区切ることができるのです。

 

期限を決めたら、あとは受かることだけ考えて走り切ることです。

 

走り切りさえすれば、たとえ期限以内に不合格でもやり切った感が沸くので、次の何かにチャレンジするときに未練が少なくなります。

 

未練があるのは、やり切っていないからです。

 

未練があるのは、走り切っていないからです。

 

未練があるのは、あなたがまだ力を出し切っていないからです。

 

雑巾の水を絞り切らないと、雑巾は新しい水を思う存分吸収できません。

 

肺にある空気を出し切らないと、新しい空気を肺に十分に入れることはできません。

 

それと同じように、簿記の勉強に対してやり切らないと、いつまでも未練が残り、次の何かにチャレンジするときも、未練がブレーキの役目をしてしまい、結局、次の何かも中途半端になります。

 

今回、不合格になってしまったあなた、「未練」はありますか?

 

もし、未練があるならば、もう「一度」だけチャレンジしてみてください。

 

そして、今度こそ、力を全部出し切ってください。

 

簿記以外はすべて捨てる覚悟で勉強してください。

 

その覚悟をした瞬間、「やる気が出ない」なんて言葉はでなくなりますから。

 

なにせ、あなたは次回の1回だけが、簿記の勉強をできる、人生最後のチャレンジなのですからね。

 

さあ、悔いの残らぬように、今から本試験の復習を、もう一度丁寧に、暗記ではなく、理解しながら勉強してくださいね。

 

ふぁいと!

 

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