実在したキンゼイ博士という人の話。夫婦や恋人同士の性生活の実体をたくさんの人にインタビューして集めて、そのレポートを本にした人、らしいのだけど。ううーん。ハチの生態を調べていた学者がニンゲンの性生活に興味を持つ(それもイヤラシイ興味ではなくて、あくまで学術的見解で)経緯は興味深いけど。

それでもやっぱ、あまりにも極端っつーか。生真面目すぎると、こうなっちゃいますか~、みたいな。周囲の人を傷つけまくり。しかも自覚がないので一層始末が悪い。

つくづく、こういう人の奥さんって大変。と思った映画でした。

父親との葛藤が、あんな形で解けたのには、ホッとしたけど。

それにしても、マスコミって、やっぱり昔からセンセーショナルに物事を報道していたのかー。まぁ、キンゼイ博士はマスコミの犠牲になったという捉え方も出来るのかも。