待ちに待ったラモーンズのドキュメンタリー映画。こんな地方では上映ないのでは?と思っていたので、上映があるだけで、ありがたや~という感じですが。レイトショーだけとは、ちと淋しい! でもゼータク言ってはイケマセンね。
 自分の日程の都合で、前日、大阪までライブを見に行って(ちなみに見たのはダーティ・ダズン・ブラス・バンドっていうニューオリンズJAZZのバンド)この日の夕方に福岡空港に帰ってきて、その足で見たレイトショー。へろへろでした。体力的に疲れているところへもってきて内容もヘビーだったし。
 雑誌等の情報で、かなりヘビーな内容らしいことは知っていたけど、それでも、どーんと気分が重くなる映画でした。だってメンバー自身のコメントもまじえての、かなり赤裸々な映画で、あんなにもお互いの悪口三昧って.....。それでバンドが22年も続いたというのが驚異的。辛口批評で有名なおすぎさんや中野翠さんが珍しく絶賛してましたが、これはラモーンズを全然知らないヒトの方が楽しめる映画だろうなぁ。好きな人ほど、辛くて、ちょっといたたまれない気持ちになってしまうと思う。かくいう私は、そんなに熱心なラモーンズ・ファンというワケでもないし、CDもベスト盤を持ってる程度。映画『ロックンロール・ハイスクール』のDVDは持ってるけど(『ロックンロール・ハイスクール』は、B級テイスト満載だけど、とっても楽しい映画!)実はメンバー構成とか全然分かってなかったし、この映画を見て初めて、よぉ~く分かったくらい。なので、まぁ、見てヨカッタと思います。ジョーイは思っていたとおりデリケートな感じの人として描かれていたけど、ジョニーがあんな風な人だったとは、ちょっと意外でした。でも、これだって映画はあくまで一部を切り取ったものにすぎないから、丸ごと信じてもイカンのでしょうけどね。
 ともかくロック・ファンなら覚悟して(?)一度は見るべし!という映画であることは間違いありません。一応、気力・体力みなぎっているときに見ることをお薦めしたいですね、個人的には。きっと、かなりがくーんとくるので。
 LPジャケット仕様のパンフレットが内容充実でした。そして各種グッズが飛ぶように売れていたのが、すごーい!と思いました。いや、ほんと、もう売り場、人が詰めかけてましたよ。
 ちなみにミーハーな私は先に公式HPからTシャツを購入済みでした(笑)。
 公式HPは、こちら。
<追記>
ラモーンズのこんなフィギアを発見!