レースクイーン | ミスプロの海外競馬

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3月25日は今年のF1第1戦、オーストラリアGPが開催されます。
そんなF1GPで、今年はグリッドガール、いわゆるレースクイーンが廃止されます。
理由は、女性差別だとか、その手の団体が騒ぐからです。
とは言いながらも、実際にグリッドに立つ女性陣からは、職場が奪われたと、逆に騒いでいます。
 
そんなレースクイーンに関する話題がネットにありました。 興味深い記事です。
 
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日本に初めて「レースクイーン(RQ)」が誕生したのは、いまから約50年前に遡る。
1960年代後半に丸善石油の「Oh! モーレツ」のCMで一世を風靡した小川ローザが、サーキットでモデルとして登場したのが起源とされる。
 
そんな「サーキットの華」が、いま“存亡の危機”に立たされている。 モータースポーツの最高峰・F1が、「グリッドガール(プラカードを持つ女性)」が女性差別だと指摘され、廃止が決定したのだ。
 
RQは各チームのスポンサー企業が起用した「キャンペーンガール(広告塔)」であるため、グリッドガールとは役割が異なるが、今後は日本でも同様の議論が起きかねない。 これまでサーキットから多くの人気タレントが誕生してきただけに、廃止となればその影響は大きい。
 
RQが芸能界で活躍する流れが生まれたのは、1980年代後半に登場した「ハイレグの女王」こと岡本夏生と飯島直子がきっかけだった。 2人が活躍の場をサーキットからテレビの世界へ広げたことで、「RQ出身タレント」に対する世間の認知度が爆発的に高まった。
同時期に活動していた高島礼子や杉本彩が女優として成功したこともあり、いつしかRQは「芸能界の登竜門」として、女性にとって憧れの職業となった。
2000年代に入ると、RQ出身の女性たちがグラビア界を席巻するようになる。 その代表格が吉岡美穂だ。 彼女が“癒やし系ブーム”の火付け役となり、RQからグラビアへ進出する道を切り開いた。
彼女を皮切りに、M字開脚で話題をさらったインリン・オブ・ジョイトイや森下千里、若槻千夏、浜田翔子らが次々にタレントとして活躍し、お茶の間に広く知られることとなった。
そうした流れは近年になって、再び加速している。 “出世頭”が女優の菜々緒である。 2009年の「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、その後本格的にモデルや女優として活躍した。
 
今後、RQはどうなるのか。 その行く末に、レース以上の注目が集まっている。
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