また韓流ブーム? | ミスプロの海外競馬

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最近は韓流スターと言えば、俳優よりも歌手の方になっているんでしょうか?
また、若い女性が韓国のガールズグループを応援しているんですよね。
 
私は個人的には、韓国の俳優も歌手も、全く興味ありません。
テレビなどでファンの熱狂ぶりを見るたびに、不思議でなりません。 何でそこまで熱狂できるの? 他に興味ないの? まあ、これは、AKBなどに熱狂する男どもにも言えますが...
 
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中高年女性の独壇場だった、ヨン様に代表される韓流ブームを第1次日本侵攻だとすると、KARAや少女時代の日本進出は第2次日本侵攻なのだそうだ。 日本でのK-POP人気について、なぜか朝鮮日報の政治部外交チーム長が興味深いコラムを掲載している。そのコラムを要約すると、以下のような内容になる。
 
かつて、ポップスの世界では、60年代のビートルズやローリングストーンズ、80年代のデュラン・デュランやカルチャー・クラブといったブリティッシュバンドのアメリカ上陸を英国による米国「侵攻」と表現した。 それに習うと、現在のK-POPでの日本人気は、韓国による第2次日本侵攻なのだそうだ。
 
なかでもKARAや少女時代に代表されるガールズ・グループの成長ぶりは、かつてソニーや東芝をお手本に、資源の選択と集中で日本を追い越した大企業サムソンに似ていると説明するのが面白い。
 
K-POPのアイドルグループは、もともと日本のサブカルチャーで、韓国はこれを輸入し、お手本としたが、現段階では日本のアイドルグループの「かわいらしさ」に対抗し、彼らにはなかった躍動感やスタイルで「本場」超えを狙える位置に来ているという。
 
韓国の音楽はいまや、その資本がダンス・ミュージックに偏り、ロック・フォーク・ジャズなどは立ち枯れの状態。 しかし、その集中と選択で韓国のダンス・ミュージックやガールズグループは競争力を持てるようになった。 こうした選択と集中による成功は、サムソンのそれと同じだというのである。
 
そしてコラムの最後を、「韓国に傷跡だけを残した日韓強制併合100年を迎えた今年、韓国音楽の「日本侵攻」は、両国間の理解の幅を広げている」という言葉で締めくくっている。 このコラム、なかなか面白い視点で書かれているが、これを「政治部外交チーム長」という立場の方が書いているのも興味深い。
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