オランダは1日に国民投票 | ミスプロの海外競馬

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29日にフランスでのEU憲法条約の是非を問う国民投票があり、否決。
そして、オランダでは1日に国民投票が行われますが、フランス同様否決されるようです。
とりあえず、今ヨーロッパから目を離せませんねえ。
あ、そうそう、もちろん、ヨーロッパ競馬も目が離せませんよ。


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CNN/REUTERS
アムステルダム
オランダは6月1日、拡大する欧州連合(EU)の基本法となる欧州憲法批准の是非を問う国民投票を実施するが、地元テレビは30日、最新の世論調査結果を発表、約60%が反対した、と伝えた。 以前の類似調査の56%から増えた。 ロイター通信が報じた。

同憲法批准の国民投票では、欧州統合の推進者、フランスが29日に否決し、域内での憲法発効への道筋が一気に波乱含みとなった。 オランダが同じく否決すれば、残りの加盟国の批准作業の実施にも影響を及ぼす可能性が極めて高い。

一部の英紙は31日、オランダがフランスと同じ結果になった場合、ブレア英首相は同国の国民投票の計画を凍結することを決めたと報じた。 首相は30日、計画通り、投票を実施するかどうかは現段階では言えない、と含みのある発言を示している。

オランダの地元テレビの世論調査によると、約96%が一票を投じる上で、フランスの結果に左右されない、と答えた。 AP通信によると、地元メディアが伝える各種世論調査では、否決の流れが強まっている。
オランダのバルケネンデ首相は支持票の掘り起こしに懸命で、「否決することはやさしいが、否決を主張する勢力は代替の提案を出していない」と主張している。 オランダの投票の大勢判明は1日夜になる見込み。

フランスと違い、投票結果に法的拘束力はなく、批准は議会で実施する。 しかし、投票率が少なくとも30%を超え、投票者の55%が否決した場合、投票結果を尊重する、としている。
欧州憲法はこれまで、ドイツ、イタリアなど9カ国が議会や国民投票で批准しているが、1国でも批准に失敗すると発効しない。
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