まだまだキミキス妄想BLOG

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PlayStation2ソフト「キミキス」(発売:エンターブレイン)の妄想二次創作・パロディブログです。

キミキスをある程度プレイしていないと、なにがなんだかわからないと思われます。
ごめんなさい。

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◇ キミキミ ◇ ヒロイン同士が仲良くなる話を妄想してみる

 【Ep.1】 月と星が出会うとき

 【Ep.2】 夕暮れに笑う天才娘 Pt.1 / Pt.2 / Pt.3

 【Extra】 ちょっとおまけ話

 【Ep.3】 天才ふたり
  Pt.1 / Pt.2 / Pt.3 / Pt.4 / Pt.5 / Pt.6 / Pt.7 / Pt.8 / Pt.9 / Pt.10
  Pt.11 / Pt.12 / Pt.13 / Pt.14 1/11up


◇ キビキス・マッチングPOP☆UP ◇ ヒロイン8人の会話を妄想してみる

  アニメの楽しかった所キャラソンの曲数 / 菜々なるのキャラソン書名占い

  相原光一の腕バンドメーカー

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  <アニメSP> まるで別人摩央のフランス帰り / 原作にないシーン

           原作のイベント / これ・・・キミキス? / 浮いていた彼

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  ヒロイン全員で歌う曲 / キャラクターソングアルバムちょっと未公開トークSP

  2-B / 瑛理子と深月の会話なるみ@コミック / 原作はなるみだらけ

  浮気イベントのあと・・・夢で真田と・・・


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オープニングクイズ答え(1/31公開分)



1/31からTOPに載せているオープニングクイズの答え。
(今日から下の画像に変わりましたが)






解き方は、それぞれ下の名前をひらがなにすること。
そして、下の表にそれぞれの文字を当てはめます。





そうすると・・・

ほしの(星乃) → ゆ(73)う(03)み(62) → 730362
さとなか(里仲) → な(41)る(83)み(62) → 418362
みずさわ(水澤) → ま(61)お(05) → 6105
さきの(咲野) → あ(01)す(23)か(11) → 012311
ふたみ(二見) → え(04)り(82)こ(15) → 048215
しじょう(祇条) → み(62)つ(33)き(12) → 623312


ということで、答えは、6105です。

「ほしの」と「さとなか」の末尾「62」が一致しているのが大きなポイントでした。


キミキミ ~天才ふたり (Pt.14)~



********** 12 **********


「そういえば」
 昇降口から外に出たところで、ふと疑問が浮かんだ。
「明日夏、昨日は結美たちと一緒には帰らなかったの?」
 もし一緒に帰っていたのであれば、結美が電車通学していることを明日夏が知っていないとおかしい。
「ううん。ジャージとかシューズを持って帰りたかったから、部室とロッカールームに寄ったの。だから、一緒には帰れなかった。瑛理子は?」
「私も昨日はひとりだったわ」
「ふーん。じゃあ、昨日は星乃さんと祇条さんが二人で帰ったんだね。・・・あれ?そういえば、祇条さんは?」
 今度は明日夏が結美に訊いた。
「今日はすぐに帰ったわ。家の用事があるみたい」
「家の用事かあ・・・ディナーパーティーでもあるのかな?」
「まさか・・・と言いたいところだけど、深月の場合はありえるわね」
 お嬢様の生活は、さすがの私も想像がつかない。
「参加者は祇条家の一族と婚約者の一族だけ・・・だったりしてね」
「クス・・・それこそまさかよ」
 実は、この明日夏の予想が大当たりだったりするのだけど、それは別の話。
「じゃ、さっそく球技大会の話をしようかな」
 校門に差し掛かったところで、明日夏が大げさなほど明るく言った。
 たぶん、私にプレッシャーをかけないようにするため・・・だと思う。
「今回の球技大会の種目は変則ルールの9人制バレーなんだけど、瑛理子って9人制バレーのルール、知ってる?」
「全然」
 中学校を含めて、体育の授業で9人制バレーは何度かあった。
 だけど、私は見学することが多かったし、参加してもボールを打ち返そうとするのが精一杯で、ルールを覚える余裕なんてなかった。
 もちろん、ボールが地面に接触する前に打たないといけないこととか、点を取ったチームが次にサーブを打つということくらいは知っているけど。
「あはは・・・じゃあ、そこからだね」
 明日夏が苦笑する。
「ちなみに、6人制のほうも知らないよね?」
「ええ・・・ごめんなさい」
「いや、実はその方がかえって話しやすいんだ。6人制は知っているとなると、いちいち6人制との違いを説明しないといけないから」
「6人制と9人制って、人数が違うだけじゃないの?」
「6人制はいろいろと制限があるの。今回は関係ないから、説明はしないけどね」
「つまり、9人制のほうが単純ということね?」
「そういうこと」
 これは、私にとっては好都合だわ。
「9人制はその名のとおり、9対9でプレーを行うの。ポジションの縛りはなくて、全プレーヤーが自由な位置で自由にプレーできる。前衛、中衛、後衛に3人ずつ配置する3-3-3のフォーメーションが基本になるけど、場合によっては4-3-2みたいにネット際を固めたり、逆に後ろを固めたり・・・といった作戦も必要になってくるかもしれない」
「そこが頭の使いどころ、というわけね」
「そう。味方と相手、双方のプレーヤーの特徴を見極めながら、臨機応変に変えていく必要があると思う」
「臨機応変、か・・・そこで、『1人ずつ交代』とかいう特別ルールが効いてくるわけ?」
「うん。普通は1チーム12人で、9人がスタメンとしてコートに入って、3人は交代メンバーとしてベンチに座ることになるの」
「なるほど・・・球技大会はクラスの女子20人で1チームだから、その時点で普通の9人制ルールとは違っているのね」
「そういうこと。うちの球技大会の場合はさらに追加ルールがあって、ラリーが終わった時点でその時サーブを打った子がベンチメンバーと交代しないといけない。それで味方も相手もメンバーが次々に交代するから、フォーメーションも含めて臨機応変に作戦を切り替えないといけないわけ」
 この特別ルールに関しては、ホームルームでの球技大会の話の時に担任から説明があった。ざっくりと言うと明日夏の言った通りなのだけど、もう少し詳しく説明すると次のようになる。

 まず、メンバーは1から20までのゼッケンを付けないといけない。誰が何番を付けるかは自由で、名簿番号順のような縛りはないし、「キャプテンは1番を付ける」というルールもない。ただ、だからと言って適当に決めていいという訳でもない。
 試合では、まずゼッケン1から9までのメンバーがスターティングメンバーとしてコートに入る。サーブも1番から番号順に担当することになるのだけど、サーブを打ったメンバーはどちらかに得点が入った時点で、強制的にベンチメンバーと交代しないといけない。言い換えれば、どちらかが点を取ると、サーブを打ったチームのメンバーが代わる、ということになる。
 交代する順番も『番号順』と決められていて、たとえば最初にサーブを担当する1番は10番と交代する。同じように、2番は11番と、3番は12番と、4番は13番・・・というように交代していき、12番が1番と交代することになる。それ以外のメンバー交代は認められないけど、負傷した場合に限って次の順番のメンバーと交代できる。ただし、退いたメンバーはその試合にはもう参加することができない。
 ゼッケン番号は大会の間ずっと変更ができないので、誰がどの番号を付けるのかが、とても重要になってくる。

「まったく・・・どうしてこんな面倒なルールになっているのかしら?」
 思わず愚痴が出る。
「クラス全員が参加できるようにって、ということらしいわ。うちの担任の先生が言っていた」
 それまで黙って私たちのやりとりを聞いていた結美が言った。
 なるほど・・・教師が考えそうなことだわ。
「余計なことを考えるわね。ベンチで指示を出すだけなら、まだ楽なのに」
「指示って・・・あの、もしかして、二見さんってキャプテンなの?」
「ええ、そうよ。信じられないでしょう?」
「すごいな・・・私、運動が苦手だから、球技大会のキャプテンなんて絶対に無理」
「私だって苦手よ。なのに、なぜかキャプテンを押し付けられたのよ・・・」
「そっか、星乃さんも運動が苦手なんだ・・・」
 明日夏が何かを考えている。
「その話を明日夏にしたら、勉強のお返しにバレーを教えてくれることになったのよ」
「そうなんだ・・・いいな」
「なら、星乃さんも一緒にやる?」
「えっ!?」
 突然の明日夏の提案に、結美は目を丸くした。
「同じように運動が苦手な子がいたら、瑛理子も気が楽になるんじゃないかな・・・と思って。それに、本を探してもらったお礼もしたいし」
 確かに、同じレベルの人間がもうひとりいれば、幾分かは恥ずかしさが低減される気はする。
「えっと・・・二見さんはいいの?」
「私は別に構わないわ」
「なら、お願いしよう・・・かな?」
「じゃあ、あしたさっそく練習しない?」
「いいけど・・・明日は放課後しか空いていないわ。ほかの休み時間は、図書委員の仕事とかがあるから」
「放課後か・・・」
 明日夏の表情が曇る。
「勉強なら、バレーのあとでもいいわよ?」
 先回りして言った。
「あ、それもあるんだけどね。放課後だと体育館が使えないの。バレー部とバスケ部が使うから」
 そうか・・・そういう問題もあるのね。
「うーん・・・・・・あ、そうだ!」
 明日夏の顔が輝いた。
「あのさ、明日の帰り、河川敷に寄らない?」
「河川敷?」
 結美が訊いた。
「うん。とても広くて、サッカーコートとかもあるの。あそこなら、人ごみとか気にせずに練習できると思う」
「それは助かるわ」
 はっきり言って、あまり人に見られたくないから。
「ただ、勉強はどうしようかな?星乃さんを待たせるの、悪いし」
「休み時間を使えばいいわ。足りなければ、家で自習すればいいんだし」
「そっか。じゃあ、決まりだね。・・・あ、そうだ」
 明日夏は思い出したように言った
「せっかくだから祇条さんも誘っておいてくれない?4人なら2対2ができるし」
 それは・・・私の仕事か。クラスが同じだから。
 まあ、今日も昼食に誘ったわけで、問題はないのだけど。

 なぜか、嫌な予感がした。


キミキミ ~天才ふたり (Pt.13)~

********** VIII **********


「うーっ・・・・・・」
 私は参考書にびっしりと書かれた数式を見て頭を抱えた。
 ずっといいテンポで進んでいたのに、数学に入ったとたん大ブレーキ。
 始めて10分、まだ最初の問題も解けていないのだ。
「これ、そんなに難しい問題じゃないと思うんだけど」
 テーブルの向かい側で、瑛理子が首をかしげた。
「そうね。これなら私でも解けるわ」
 私の隣に座った星乃さんが、瑛理子に同意した。
 彼女は図書委員の仕事を終えた後、「私も数学は苦手だから・・・」と言って、私の勉強に付き合ってくれることになったのだ。
「そんなこと言われても・・・こんなにいっぱい文字を並べられると、頭が痛くなっちゃう」
 私は実際にズキズキと痛む頭を押さえながら言った。

 ちなみに、もう図書の貸出時間は終わっていて、本棚のあるスペースに続く扉は施錠されてしまっているのだけど、私たちが今いる自習スペースはあと1時間くらい利用できるらしい。
 これは、これから受験に臨む3年生への配慮みたいだった。
 その3年生達も含め、みんな談笑したり教え合いながら勉強しているので、こうやってしゃべっていても特に怒られたりはしない。(談笑はどうかと思うけど)

「そんなに数学が苦手なの?」
 瑛理子が訊いてきた。
「うん。特にこうやって文字ばかり出てくる問題は苦手」
「そう?数学って、一番面白いと思うけど・・・」
「そう・・・かな?」
 星乃さんは信じられないといった表情をしている。
「どこが面白いの?」
 私も信じられなくて、訊いた。
「だって、奥が深いもの。限りなくね・・・と、口で説明しても、わからないわよね」
「うん・・・」
「いいわ。ひとつ、面白い問題を出してあげる」
 瑛理子はそう言ってメモ帳のページを1枚ちぎると、カリカリとペンを走らせた。
「はい」
 そのメモが私と星乃さんの前に差し出された。
 そこには、こう書いてある。

『1、2、3、4のよっつの数字だけで表現することのできる、最も大きな数は何か?(+、×などの記号は一切使わないこと)』

「さ、考えてみて。制限時間は2分」
「2分!?短すぎない?」
 思わず瑛理子に抗議した。
「そんなに長々と考えるようなものじゃないから。二人で相談してもかまわないわ」
「そういうことなら・・・」
 まあ、文句を言っていてもしょうがないし、考えてみよう。
 1、2、3、4・・・ストレートに考えたら4321が一番大きそうだけど、そんな単純なわけはないか・・・
 うーん・・・
「星乃さん、何か思いついた?」
「ええ・・・ただ、2つあるの」
「2つ?」
「これなんだけど・・・」
 星乃さんがメモの余白に答えを書きこんだ。
「4の321乗と3の421乗・・・あ、そうか。累乗させたらすごく大きな数になるね」
「うん。でも、この2つのどちらが大きいのか、わからないの」
「さすがに、手で計算するのは無理だしね」
「そうなのよね・・・」
 二人とも黙り込んでしまった。
「いいことを教えてあげる」
 その時、瑛理子がいたずらっぽい笑みを浮かべながら言った。
「それ、両方とも違うわよ」
「「えっ!?」」
 二人そろって声を上げた。
「うそ!?もっと大きな数があるの?」
 半信半疑で訊いた。
「ええ。その2つなんて、相手にならないくらいのね」
 楽しそうに言う瑛理子の表情を見ると、本当に数学が好きなんだな、と思う。
「咲野さん、わかる?」
 今度は星乃さんが私に訊いた。
「うーん・・・想像もつかない」
「はい、時間切れ」
 瑛理子がタイムアップを宣言した。
「あーもう、お手上げ。本当に星乃さんの答えって両方違っているの?」
「ええ、残念だけど。まあ、考え方は間違っていなかったわ。そこからもう少し発想を広げれば、答えにたどり着けたのだけど」
 そう言って瑛理子は片手を差し出した。
 その手に、メモを渡す。
「私の知っている範囲では、これが最大」
 瑛理子はそのメモにペンを走らせると、再び私たちの前に差し出した。
「・・・なに、これ?」
 そこには、2の右上に小さく3が、その3の右上にさらに小さく41が書かれていた。
「2の『3の41乗』乗」
「『3の41乗』乗って・・・」
「イコール、2の3647京2996兆3771億7078万6403乗よ」
「・・・・・・生まれてはじめて『京』が出てくる数を聞いた気がする」
 そういう位があるのは知っていたけどね・・・ちょっと気が遠くなりそう。
「しかも、それって2をその回数かけ算した数になるのよね・・・?」
 星乃さんも少し遠い目をしながら言った。
「そうね。2のべき乗だとイメージしにくいけど、2の10乗は1024だから、これを1000・・・すなわち10の3乗と近似すると、さっきの数は少なくとも10の1094京1898兆9131億5123万5920乗より大きい数・・・言い換えると、1094京1898兆9131億5123万5921ケタ以上の数ということになるわ」
「・・・『京』が出てくるだけで十分すごいのに、ケタ数って」
 私はうめいた。
「クス・・・すごいと思わない?小さい方から4つだけピックアップした自然数から、こんなとてつもない数を作れるのよ?」
 瑛理子は楽しそうに言った。
「うん・・・」
 確かにすごい。
 ていうか・・・
「瑛理子って、いつもこういうことを考えているの?」
 疑問に思って、訊いてみた。
「いつもというわけじゃないけど、よく考えるわ。授業中とか、理科準備室にいるときにね。でも、好きなことばかり考えてしまうのは、明日夏や結美だって同じでしょう?」
「そうだね。私、何でもかんでもサッカーに例えちゃうから」
「私も、読みかけの本があると今後の展開がどうしても気になっちゃうし、帰りに本屋で何か本を買おうかな?買うとしたら何を買おうかな?って、気がついたら考えているの」
「へえ・・・星乃さんって、本当に本が好きなんだね」
「ええ。授業中に考えちゃって、先生の説明を聞き逃しそうになることもよくあるわ」
「あら、意外ね。結美は授業に集中していそうなイメージがあったけど」
「現代文は集中できるんだけど、ほかの教科だと考えごとをしてしまうことがあるわ」
「でも、成績はいいんだよね?」
「いえ、そんなによくはないの。いつも学年で30位くらい。理系があまり得意じゃないから・・・」
「結美って、どこまでも目立たないのね・・・」
「でも、私からみれば十分にいい順位だよー」
 まあ確かに、30位くらいって目立たない順位だけどね。 
「瑛理子は当然、全教科1位なんだよね?いいなあ」
 わかっていながら、あえて言ってみた。
 IQ190だもんね。天才って言われてるもんね。
「全教科じゃないわよ?」
「そうだよね・・・・・・・・・・・・へ?」
 全教科じゃない?
「現代文だけは、ずっと2位なのよ」
「そうなの!?じゃあ、満点じゃないんだ?」
「いつも1、2問落としてしまうのよ。登場人物の心理について答えるような問題が苦手で」
 あ、なんかわかる気がする。
「でも、現代文って80点取るのも難しいって言われてるよね?それでも1、2問しか落とさないなんて、すごいじゃない」
「でも、その上を行っている子が一人いるのよ?誰かは知らないけど」
「その子、きっと相当な数の本を読んでて、読み解けない文章はない!って感じなんだろうね・・・・・・あっ」
「そんな子、いるのかしら・・・・・・あ」
 瑛理子と同時に星乃さんの方を見る。
「な・・・何?」
 星乃さんはあわてて視線を逸らした。
「ふうん・・・そういうことか」
 瑛理子の顔に笑みが浮かぶ。
「さすが、本好きの星乃さんだね」
 私も思わずにやけてしまった。
「わ、私、何も言っていない・・・」
「じゃあ、どうしてそんなにうろたえるの?」
「うぅ・・・」
「あはは」
 さっきまで頭を抱えていたのに、いつのまにか笑ってしまっていた。


 勉強初日は、こんな感じでほのぼのと進んでいった。
 あ、もちろん勉強はちゃんとやったんだからね。




********** IX **********


「今日はここまでにするわ」
 図書室の閉館時間が迫ってきたところで、瑛理子が終了宣言した。
「ふう・・・」
「お疲れさま、咲野さん」
 星乃さんがねぎらってくれた。
「ごめんね、最後まで付き合ってもらって」
「ううん、私もいい勉強になったから、気にしないで」
「瑛理子も、ありがとう。ちょっと光が見えてきた」
「そのためにやっているんだから。光が見えないと困るわ」
「あはは、そうだよね」

 でも、瑛理子に教えてもらえて、本当に良かったと思う。
 はっきり言って、甘くはなかった。どんなに行き詰っていても、ヒントをくれるだけで答えは教えてくれないし。
 ただ、そのヒントの出し方がとても的確だった。
 すぐ答えがわかるような大ヒントではない。だけど、出されたヒントをもとに頭をひねっていくと、時間はかかっても必ず答えにたどり着くことができた。
 例えるなら、相手が守りを固めていて簡単にはゴールを狙えないような状況で、突破口を開くキラーパスを出してくれるような感じかな。
 最後まで自分の頭で考えさせられるからすごく頭が鍛えられるし、最初は解けないと思っていた問題を解けたときは、サッカーでゴールを決めたときのような快感があった。

「明日夏、まだ時間はある?」
 筆記用具を鞄にしまっていると、瑛理子が恐る恐る訊いてきた。
「あ、バレーの件?」
「ええ」
 壁の時計を見る。6時前か・・・
「今日はやめておかない?ボールもないし」
「あ・・・そうね」
 瑛理子はちょっと残念そうだった。
 まあ、明日からキャプテンとして動かないといけないわけだから、仕方ないか。
「じゃあ、一緒に帰る?いくつかアドバイスはできると思うから」
「え?」
 瑛理子はちょっと驚いたようだった。誘われるとは思っていなかったのかな?
「・・・ええ、そうさせて」
 彼女は少し考えてから、うなずいた。
「星乃さんって、家は近いの?」
 待ってくれている星乃さんも誘わないとね・・・というわけで、訊いてみる。
「いえ・・・私、電車通学だから」
「じゃあ、駅前まで一緒に行かない?もう遅いから、ひとりより3人のほうがいいと思うし」
「そうね・・・そうするわ」
 そんなわけで、途中までだけど3人で帰ることになった。

 
 さて。
 ここまでは瑛理子が私を助けてくれたけど、ここからは攻守交替。私が瑛理子を助ける番。
 頑張らなきゃね。


Opening Quizの答え(12/19公開分)



いま、TOPに載っているOpening Quiz。




深月とのマッチング会話中。
レベル0では起こるけど、
レベル4では起こらない、
深月の『とある変化』とは何?






知っている人も多いと思いますが、ボーっと見ていたり、マッチング会話が順調に進んでしまうと気づかないかもしれません。


答えは・・・・・・






















マッチングに失敗(話題が空振り)すると、
深月の笑顔が消える。


です。



まず、マッチング開始時、または話題がヒットしたあとはこの表情です。





でも、話題を外してしまうと・・・



[画像 : PS2ソフト『キミキス』より]



個人的に、キミキス全キャラの全部の表情の中で、この深月の表情が一番怖いです。。。
(瑛理子より、この深月のほうが凍りつきそうな目をしています。。。)



ちなみに、レベルが一定以上になると、話題を外しても笑顔のままでいてくれるようになるのですが、それが1なのか2なのか3なのかが思い出せなかったので、「レベル0だと起こるけど、レベル4だと起こらない~」という問題にしました。。。

ちょっとなるみ検定(上級編)



なるみを愛してやまない貴方にまた挑戦です。


【問題】 なるみはどれ?

1.

2.

3.

4.

5.

[ プレイステーション2用ゲーム 『キミキス』より ]



最近うどんを食べていないなあ。

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