東京から福島県須賀川市の公立岩瀬病院を月に一度訪れ、診療を続けている
小児心療内科医がいる。西武文理大(埼玉県狭山市)の吉山直樹教授(66)
東京電力福島第一原発事故による放射能の影響を心配しながら、
福島に住み続ける母子らへの心のケアの充実を訴えている。
いつも感情を表に出さない三浦院長が「地震や放射能下の生活を続け、精神的に苦しんでいる
福島の子どもを何とか助けてほしい」と、涙ながらに訴えた。
震災後、同病院では子どもたちが「死にたい」など衝撃的な言葉を
口にするケースが相次いでいた。
吉山教授が診察した福島県浅川町に住む小学三、四年の兄弟も、
心身のバランスを崩していた。
二人だけでいた自宅で被災。夏には、放射線を警戒しクーラーのない教室で長袖で過ごし
外出を控えた。
長男(9つ)は七月から十分に一回はトイレに駆け込み、次男(8つ)は不登校になった。
二人は県内数カ所の心療内科を受診し、投薬を受けたが、大きな効果はなかった。
吉山教授が試みたのは絵画療法。兄弟が描いたのは宇宙船の中で平和に眠る家族と、
茶色の空の下で楽しむサツマイモ掘りの絵だった。教授は「地震とその後の生活の中で、
守られたいとの思いや、不安な気持ちが現れた」と分析する。
母親(32)が仕事を辞めて寄り添い、兄弟を抱き締めるなどスキンシップを増やした結果、
症状は改善。不登校だった弟も一月に学校に復帰した。
母親は「二人とも活発で、こんな症状は初めて。 原発事故の被害はこれからも続く。
いつでも専門の医師の診療が受けられる体制を整えてほしい」と願う。
三浦院長によると、須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、
小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病だった。
「異常事態。運動不足やストレスなどが原因ではないか」と懸念する。
ソース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012051602000225.html
三浦院長によると、須賀川市内の仮設住宅で実施した健康診断では、小学生以下の子ども十人のうち六人が糖尿病だった。
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(;゚ Д゚) …!?
放射能と糖尿病は、関連があるそうです。
放射線リスク欧州委員会のクリス・バズビー博士を含めた多くの科学者の研究によって、
核爆発よりも低レベル放射能のゆっくりとした曝露の方が、
生命にとってはダメージが大きいことが分かってきました。
最近、注目されているのは糖尿病との関連です。
糖尿病は典型的な生活習慣病とされ、発症が増加したのは
食べ物の変化のせいだとされています。
しかし実は放射能の影響が非常に大きいのです。
核分裂生成物のひとつにイットリウム90がありますが、
これが体内に入るとすい臓に集中します。
すい臓は糖尿をおさえるホルモン・インスリンを分泌しており、
この機能が被曝することで異常をきたすのです。
2ヶ月の被曝で糖尿病になることは、すでに動物実験で確認されています。
http://www.asyura2.com/07/revival2/msg/287.html
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