$★試写会中毒★-11.01.12ワラライフ!!
満 足 度:★★★★★★★☆☆☆
   (★×10=満点)
   ニッショーホール にて鑑賞
   2011/01/29公開



監  督:木村祐一
キャスト:村上純
      香椎由宇
      田畑智子
      高岡蒼甫
      鈴木杏樹
      吉川晃司 、他


■内容■

 東京で一人暮らしをしている古川修一(村上純)は、
交際中の綾城まり(香椎由宇)との結婚に向けて、
2人で暮らす部屋を探していた。
それと同時に修一の両親も引っ越すという。

 引っ越しの前日、
母・慶子(鈴木杏樹)から電話をもらうまで
そのことをすっかり忘れていた修一が
久しぶりに実家に帰ると家は留守。
秘密のカギ置き場、植木鉢の下を探るが鍵はない…。
                (ワラライフ!! - goo 映画より)


■舞台挨拶■

 今日の試写は監督・キャストの舞台挨拶がありました。
登壇者は木村祐一監督 村上純 鈴木杏樹 
田畑智子 高岡蒼甫
 5人です。
客席の後ろ側の扉からの登場で会場は盛り上がりました~。
司会は伊藤さとりさんです。

まずは、それぞれのご挨拶から。。。
村上「感無量です。 今日は芸人としてではなく
  “俳優”として来ているので(ネタは)ちょっと。。。
  池田(相方)がいないと、
  こうも何もできないのかと思ってます。。。汗

鈴木「村上君の母親役で20~50歳代を演じています。
  今日は寒い中、いらしてくださってありがとうございます。
  映画を観て身も心もポカポカになってください。

田畑「姉役で、15~20歳までを演じています。
  もう無いな。。。と思ってたセーラー服を着ました!
  監督とご一緒でき、良かったです。
  温かな映画が出来ました。

高岡「本作では不動産屋の役ですが、撮影が終わってから
  “そういや親父が不動産屋だった”と気付きました。」
村上「劇的に遅っ!」
監督「それだけ(撮影に)集中してたということ~!?
  今日は、ようこそお越しくださいました。
  この日を迎える事が出来、嬉しいです。
  言葉では言い尽くせませんが、映画を見たら
  ネタにするなり、忘れ去るなり 
  お好きにしていただければ 笑!
  まずはこの会場に来てくれてありがとうございました。」  

司会「キャスティングのこだわりは?」
監督「共演、対談で一度ご一緒した方々ばかりです。
  脚本に共感していただけると確信した方々にお願いしました。」
村上「出演の話を聞いた時は職業柄、ドッキリだと思いました。
  監督と話をした時に実感に変わっていきました。」

ここで、高岡さんがスーーーっと舞台の袖に消えて。。。。

監督「今、蒼甫のことが心配なんですが。。。
  チラッと顔を見たら
  差し歯が抜けたかのような?リアクションでしたけどね 笑」
司会「じゃ、何事もなかったかのように、進めますかね~!?」
監督「ええ 笑」
司会「では監督、タイトルの“ワラライフ”とは?」
監督「“とても良かった、素晴らしかった”と思う時
  “超イイ、めっちゃ幸せ”とか
  思わず口から出る言葉があるでしょ。
  英語で“WONDERFUL LIFE”と言う時も同じで
  “ワッタライフ、ワラライフ”というんです。
  ささいなことだけど幸せと感じるときの感じ、 
  それがワラライフです。」

この後、今年初のワラライフと、
監督に対してワラライフだったことは?
という質問に各人が答えましたが
高岡さん、まだ戻ってきません。
とうとう最後の質問に。。。。

司会「印象的なシーン、見どころなどをお願いします。」
村上「マリ役の香椎さんと僕がいちゃついてるところです!
司会「嬉しかったですか?」
村上「嬉しいに決まってますよ!
  そこを、どんだけ抑えて普通の空気感を出しているか
  感じていただければ!!」

ワラライフ!!
ワラライフ!! posted by (C)michi

鈴木「家庭の空気作りにお母さんの役割は大きいと思うんですが、
  天然でいつも明るい修一のお母さんの雰囲気が好きです。
  息子を愛情たっぷりに育てたから。。。と胸を張って言える
  素敵なお母さんです。」

田畑「兄弟のシーンを観てほしいです。
  お年玉を数えたり、親に怒られた後、助けてくれたり、
  兄弟ってイイなと感じてもらえると思います。」
  
司会「最後に一言ずつ。。。。」
村上「日常に潜んでいるワラライフ、
  あれも、これもと感じると思うので
  映画を隅々まで観てください。」

鈴木「幸せって人から貰うものではなくて
  心の中で見つけるものだと思います。
  日常に散りばめられているちょっとした幸せ探しを
  この映画を通じて楽しんでください。」

田端「温かい空気と、これほど笑いの起きる舞台挨拶は初めてです。
  この空気のまま映画を観て、おうちに帰ってください。」


と、ここで、戻ってきました、高岡さん!!
なんと、14日に30歳の誕生日を迎える村上さんに渡す
花束を買いに行っていたとのことビックリマーク
村上さんは
「皆さんにワラライフを感じて貰えたらと思っていましたが
 僕が一番、ワラライフです~~」ととても感激していました。

presented by  蒼甫  サプライズワラライフですねクラッカー


一言ずつの続き。。。
高岡「日常の小さな幸せも、意外と大きな幸せだったりして、
  自分に何かあって初めて
  今まで幸せだったんだなと気付いたりします。
  この映画を観て、散りばめてある幸せを見つけて欲しいです。」

監督「ここで皆さんと一緒にいられることを誇りに思ってます。
  皆さんにも、この時間を共有できた事を
  自慢に思ってもらえるよう、
  これからも精進していきたいと思います。」

と、キム兄監督が最後を締めくくりました。


■感想■

 過去を思い出すキッカケって様々ですが
子供の頃の記憶、結構、残ってるもんですよね~。
特に、自分の生まれ育った家には、
柱の傷から庭の木まで
私にも思い出が沢山あります。

 本作は主人公・修一の新居探しと、実家の引っ越し、
その中に断片的に思い出す過去が盛り込まれていました。
何てことはない日常なんですが
大人になってから目の当たりにすると
兄弟ケンカのキッカケや
おやつの時間のミクロな争いが
かなり可笑しいですね。
ワラライフ!!
ワラライフ!! posted by (C)michi

自分の子供時代にも重なる部分があり、
「あったあった、こういう事!」と思いながら
観ていました。

 兄弟ゲンカ、当時は必死でしたが 笑、
今思えばとても平和な争いなんです。
そういう思い出があること、
それもワラライフの一つだと思いました。

ワラライフ!!
ワラライフ!! posted by (C)michi

 意外だったのは吉川晃司さん。
まず、赤い腹巻姿に驚き、
次に、それが似合っていることに驚く、
そして、コミカルな役も似合うことに驚きました。
普段は気付かないけど
実は子供たちに愛情全開!ってところが良かったです。

 映画は終始、同じ空気で自然な日常ですが退屈はしません。
平凡なぶん、先の舞台挨拶でキャスト陣が言っていたように
些細なことが実は幸せだったのだと気付かせてくれます。
温かさと優しさに包まれた素敵な映画でした。

ワラライフ!!
ワラライフ!! posted by (C)michi

 ちょっと気になったのは
修一の好きなベーコン入りシチューシチュー
私、ベーコンもシチューも好きなので
今度シチューを作った時にベーコンを入れてみようドキドキ



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