満 足 度:★★★★★★★★★★
(★×10=満点)
第23回 TIWFF にて鑑賞
natural TIFF 部門
【作品公式サイト】
監 督:マーク・ルイス
■内容■
サトウキビ畑の害虫駆除のために
外国からオーストラリアにやってきた
102匹のオオヒキガエル。
やがて彼らは莫大な数となり
全土で珍事件を巻き起こす。
(TIFF オフィシャルサイトより)
■感想■
今回、楽しみにしていた作品の一つ。
タイトルのインパクトが強烈な
ドキュメンタリー映画です。
カエルって見た目がダメで
好きじゃないんですが、
よく見ると愛くるしい表情。。。
あ、、、
でも、やっぱダメ。
ゴメンナサイ
ここに登場するオオヒキガエル、
最初はコガネムシを駆除する
救世主となる予定だったんですね。
ところが、ところが、
コガネムシを食べないだけじゃなく
もはや自分達が害虫のような扱いになっちゃって大変
当ての外れたトウモロコシ農家の人々からは
親の敵か? ってくらい憎まれていました。
でもね、
オオヒキガエルの肩を持つわけではないんですが
これって、人間の勝手なのでは? と思うんです。
だって地上から2mも高い位置にあるトウモロコシの花に
コガネムシがいるんですよ。
いくらなんでも、
高すぎて飛べないっつぅの!
こんな悪条件の土地に連れてこられて、
役立たずと言われる筋合いはない!
と、オオヒキガエルは言いたいんじゃないかしら。。。。
しかも本来、生息していなかった土地に
人の手によって連れてこられたわけだから、
ようは、人間が浅はかだったということなんじゃないでしょうか。
自然の生態系に手を加えると
とても恐ろしいことになってしまうんだなと思いました。
嫌われちゃって、
ポツン。。。。
と思いきや、
カエル大好きオジサンも
登場。
立場が変われば意見も変わる。
オオヒキガエルと人間の折り合いがつく日は
くるのでしょうか。。。。
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