満 足 度:★★★★★★★★★☆
(★×10=満点)
試写 九段会館にて鑑賞
2010年06月12日 公開
監 督:北野武
キャスト:ビートたけし
椎名桔平
加瀬亮
三浦友和 、他
■内容■
関東一円を取り仕切る
巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が
若頭の加藤(三浦友和)に、
直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す。
そして、加藤から直系ではない村瀬組を
締め付けるよう命令された池元は、
配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)に
その厄介な仕事を任せる。
こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。
(シネマトゥデイ より)
■感想■
悪い男たちの闘争劇、面白かったですーーー
親子の杯、兄弟の杯、こういうものを
大切にしている世界というイメージがあったので
組同士の抗争なのかと思っていたのですが、
意外な展開になっていて新鮮でした。
組織の中で生きていると
どうしても権力闘争ってあると思うんですよね。
血が流れることはないにしても
そこは、サラリーマンの世界にも、政治の世界にも
置き換えられるような内容だなと思います。
極めつけの悪が勢ぞろいで、
主役クラスの俳優さんばかり。
他の映画では、↓↓↓ このような皆さんを観てきました。
「パコと魔法の絵本」
「グーグーだって猫である」
「今度は愛妻家」
本作では ↓↓↓ ヤクザにしか見えません。
皆さん、見事な変貌。。。
特に、想像がつかなかった
加瀬亮さんのヤクザ、
意外に似合っていて
びっくりでしたよ~。
組ごとに、特色があるわけではなく
一人一人が個性的すぎ。
組長、若頭、組員、
同じ組でもそれぞれタイプが違います。
そこが本作の魅力の一つだと思いました。
私は椎名桔平の演じた実直タイプの若頭・水野が
一番素敵に思えました~~。
ヤクザの世界も終身雇用は崩壊。
そして、我が身が大事なんですね~
忠実に、実直に行動しているその陰にあるのは
組長に対する忠誠心なのか、
それとも別の戦略があるのか、
その目に見えないところが、一番の見所だと思います。
がむしゃらに生きるだけでなく、
先見に繋がる発想や知識がどの世界でも必要なんですね。
今の時代らしいなと感じました。
誰が生き残っていくのかは
見てのお楽しみですが、
思いもしない方向へどんどん進んでいくので
最後までドキドキでした。
唯一、ヤクザではない役で登場した小日向文世さん、
この人の出世欲に満ちた生き方もなかなか凄いので
注目です
記事が気に入ったら↑ポチッとよろしくお願いいたしますm(_ _ )m
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試写 九段会館にて鑑賞
2010年06月12日 公開
監 督:北野武
キャスト:ビートたけし
椎名桔平
加瀬亮
三浦友和 、他
■内容■
関東一円を取り仕切る
巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が
若頭の加藤(三浦友和)に、
直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す。
そして、加藤から直系ではない村瀬組を
締め付けるよう命令された池元は、
配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)に
その厄介な仕事を任せる。
こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。
(シネマトゥデイ より)
■感想■
悪い男たちの闘争劇、面白かったですーーー
親子の杯、兄弟の杯、こういうものを
大切にしている世界というイメージがあったので
組同士の抗争なのかと思っていたのですが、
意外な展開になっていて新鮮でした。
組織の中で生きていると
どうしても権力闘争ってあると思うんですよね。
血が流れることはないにしても
そこは、サラリーマンの世界にも、政治の世界にも
置き換えられるような内容だなと思います。
極めつけの悪が勢ぞろいで、
主役クラスの俳優さんばかり。
他の映画では、↓↓↓ このような皆さんを観てきました。
「パコと魔法の絵本」
「グーグーだって猫である」
「今度は愛妻家」
本作では ↓↓↓ ヤクザにしか見えません。
皆さん、見事な変貌。。。
特に、想像がつかなかった
加瀬亮さんのヤクザ、
意外に似合っていて
びっくりでしたよ~。
組ごとに、特色があるわけではなく
一人一人が個性的すぎ。
組長、若頭、組員、
同じ組でもそれぞれタイプが違います。
そこが本作の魅力の一つだと思いました。
私は椎名桔平の演じた実直タイプの若頭・水野が
一番素敵に思えました~~。
ヤクザの世界も終身雇用は崩壊。
そして、我が身が大事なんですね~
忠実に、実直に行動しているその陰にあるのは
組長に対する忠誠心なのか、
それとも別の戦略があるのか、
その目に見えないところが、一番の見所だと思います。
がむしゃらに生きるだけでなく、
先見に繋がる発想や知識がどの世界でも必要なんですね。
今の時代らしいなと感じました。
誰が生き残っていくのかは
見てのお楽しみですが、
思いもしない方向へどんどん進んでいくので
最後までドキドキでした。
唯一、ヤクザではない役で登場した小日向文世さん、
この人の出世欲に満ちた生き方もなかなか凄いので
注目です
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