$★試写会中毒★-10.05.13ボックス!満 足 度:★★★★★★★☆☆☆
   (★×10=満点)
   試写 朝日ホールにて鑑賞
   2010年05月22日 公開
 

監  督:李闘士男
キャスト:市原隼人
      高良健吾
      谷村美月
      清水美沙、他


■内容■

 高校のアマチュアボクシング部所属の
体育科の鏑矢(市原隼人)は、
ボクサーとして天性の素質を持っていた。
一方、彼とは幼なじみで進学科の秀才、
木樽(高良健吾)は子どものころから
腕力にはまったく自信がなかった。

 だが、木樽は自分も鏑矢のように強くなりたいと願い、
ボクシング部に入部して
日々コツコツと努力を積み重ねていき……。
                     (シネマトゥデイ より)


■感想■

 天才肌のカブ(鏑矢)と努力型のユウキ(木樽)。
タイプの違う二人のボクシングと友情が爽やかでした。
二人ともピッタリのキャスティング。
特に市原くんは、
一見荒っぽいけど、中身は純粋って役がハマってましたね。

 スポーツものだと、必ずといっていいほど
無意識に観客がリアリティを
求めてしまうと思うのですが、
俳優陣は、相当、特訓したらしく
吹き替えなしでの撮影だったようです。
練習風景といい、試合といいとても緊迫していて
本物に見えました~。
特に最後のカブの試合は、かなりの時間、
カメラが回りっぱなしだったのに驚きです。

 また、ボクシング部の他の部員たちや
ライバル選手、マネージャーなど、
それぞれがその立場を上手く演じているなと思いました。
試合後にお互いの健闘を称えあう姿もカッコよかった。
熱く、清々しい青春映画です。

 そうそう、
ユーモア担当の母親や顧問も面白い!
特に、母親役の宝生舞さんの
大阪のおかんには大ウケでした。


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