08.09.01ウォンテッド

満 足 度:★★★★★★★★★★
   (★×10=満点)
 
監  督:ティムール・ベクマンベトフ
キャスト:アンジェリーナ・ジョリー
      ジェームズ・マカヴォイ
      モーガン・フリーマン
      テレンス・スタンプ
      トーマス・クレッチマン、他



■内容■

 恋人にも捨てられ、
人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。

 そんな彼の前に
突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、
ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織を
けん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。
しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い……。
                       (シネマトゥデイ より)


■感想■

 今日の試写会場は、ライブハウスである新木場スタジオ・コースト。
メインホールとなるアリーナに一般客、
二階席やバルコニー席には関係者が案内されました。

 司会は伊藤さとりサン&ジョージ・ウィリアムズサン。
マカヴォイDAIGOの登場に、会場からは大歓声があがりました。
二人とも先ほどのレッドに続いて、
会場のファンに笑顔で手を振り、大サービス!

司会者
「日本のファンはどうですか?」

マカヴォイ
「他に例を見ないくらい
 ファンタスティックな歓迎をしてくれて感激しています。」


司会者
「主人公はダメな男ですが、(マカヴォイさんは)どうですか?」

マカヴォイ
「彼は最初は負け犬ですが、それが徐々に変化していって
 彼からインスピレーションを受けました。
 ただ、ウェスリーは殺人者ですから、
 彼と同じようには。。。なりたくないですね~笑。」


司会者
「これから映画を観る皆さんに、見所を紹介してください。」

DAIGO
「カーチェイスは迫力満点です。
 手に汗握るシーンに仕上がっていると思います。」


マカヴォイ
「どこも見所なんですが、あえてどこかというと。。。。
 最後のほうで大勢の人が周りにいる電車の中での銃撃戦は
 凄い見せ場の一つになっています。」


司会者
「最後に一言お願いします。」

DAIGO
「アフレコに参加できて光栄です。
 カッコよく仕上がっているので、是非観てください。」


マカヴォイ
「皆さんの温かい歓迎を受けて日本の滞在を楽しむことができました。
 なので、皆さんもこの映画を見て、楽しんでもらえると嬉しいです。」



 この後、フォトセッションのために、
先ほどロビーでダンスを披露してくれていたダンサーたちが登場。
マカヴォイ君はセクシーなダンサー達に気がつくと、
会場の皆に向かって「ワァ~オ」「ソワソワ」という
おちゃめな表情を見せていました 笑。
そして最後に、DAIGOの
「ウォンテッド!」というタイトルコールに合わせて
会場の全員が「ウィッシュ!」と叫ぶと
上からマカヴォイ君とDAIGOの指名手配風のビラが舞い降りて
舞台挨拶はお開きとなりました。

 ちょっとだけ残念だったのは、
せっかく来日してくれたんだから
タイトルコールは主役のマカヴォイ君に言って欲しかったなぁ。。。
なんて思いながら、ビラ拾いに精を出す私 笑。
私はマカヴォイ君のビラを2枚、友人はDAIGOのビラを2枚拾ったので
1枚ずつ交換しました♪


 映画はね、R15だけあって痛いシーンが多いですが、
面白かったですーーーー音譜
もう一回観たいな。。。
マカヴォイ君も言っていましたが、見所が沢山あるなぁと思いました。
映像6割、物語4割といったところかしら。

 ウェスリーは大きなストレスを抱えています。
彼女にも、上司にも、同僚にも、
言いたいことが山のようにあるけど、何も言えない男なの。
「いい人」というよりは「ダメ男」なんです。
何でも蓋をして、見ないフリをしているのね。
このダメダメぶりがあるので、鍛えられて変わっていく様が面白く感じます。

 それと、「フラタニティ」での訓練生活では、痛さ炸裂なんですが、
予告でも流れている弾道カーブなど、ありえないことの連続で、
傷の回復方法もありえないユニークな方法です。
なので、観ているほうの精神状態がドキドキハートブレイクすることはないと思うんです。
この頃から、ウェスリーがカッコよくなってくるので、
別の意味でドキドキラブラブはしますけどね~。
もうね、顔つきが全然違ってきます。

08.09.01ウォンテッド1 ← 突然の恐怖のドライブに
ビビっていたウィスリーですが、
08.09.01ウォンテッド2
    こんなに骨のある男になりました。 ↓ ↓ → →
08.09.01ウォンテッド4
 車がひっくり返ったときの
「I'・・・・m  so・・r・・r・・・y. 」
からも、一目瞭然!
私としては、
コミカルな空気も
忘れてない作りが
好きでしたね。


 また、「フラタニティ」の一員である
美女・フォックスを演じたアンジーのアクションシーンも凄いです。
迷いも計算ミスもない攻撃は完璧で、スキのない女という感じなんですよ~。

08.09.01ウォンテッド3
強く、綺麗で、潔く、お姉さん的。。。と、
アンジーはフォックスに適役でした。
観ていて気持ちいい~~グッド!

 そして、誰もが予想していないどんでん返しにビックリ!!
ここから先は劇場で楽しんで欲しいので、詳しくは書きませんが、
ウェスリーは相変わらず孤独だけど、
顔つきがね、最後までカッコ良かったので
ダメダメ男時代の孤独とは違う気持ちだろうなという気がします。

 レッドの余韻を引きずったまま観たので
かなりテンションが高いんですが 笑、
痛快なガンアクション、カーチェイスに、爽快なラストでした~!!