満 足 度:★★★★★★★★
(★×10=満点)
監 督:マーティン・キャンベル
キャスト:ダニエル・クレイグ 、
エヴァ・グリーン 、
マッツ・ミケルセン 、
ジュディ・デンチ 、
ジェフリー・ライト 、
ジャンカルロ・ジャンニーニ 、他
■ストーリー■
2件の「殺しの実績」という条件をクリアし、
「殺しのライセンス」と呼ばれる00(ダブル・オー)の称号を得た
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)の初任務は、
テロリストの資金を作り出している男を突き止めることだった。
ボンドは、テロリストと繋がりのある男が大使館に逃げ込んだところを射殺。
この事が、ニュースで取り上げられ、
MI6は国際ルールを破ったと非難されてしまう。
責任者のM(ジュディ・デンチ)は、
「ボンドを昇格させたのは早すぎたのか・・・」と後悔する。
ここでボンドは単独行動を開始。
射殺した男の携帯電話から、
「死の商人」ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)を突き止めた。
ここで、Mからボンドに出た新たな指令、それは、
テロリストを一網打尽にするために、ル・シッフル破産させる事だった。
ボンドは、国家予算1,500万ドルを賭け、
カジノでのポーカーで、ル・シッフルと勝負することに。
そして、財務省からボンドの監視役として、
現金とともにヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)が送り込まれるのだった。
最初はヴェスパーを信用していなかったボンドだが、
危険を共にする中、次第に惹かれていく・・・・。
■感想■
007シリーズ・21作目だそうな
ご長寿映画だったのね~
気付いた時にはピアース・ブロスナンが007だったから、
ダニエル・クレイグが6代目と聞いて、
そんなに何人もボンドがいたのかぁと驚きました。
過去のボンドを調べてみると、なんと、ショーン・コネリーの名前が
ひぇ~~、想像つかない。。。。
今回は、みんなが知ってるダンディでクールでエロな007が、
まだ新米の頃のお話です。
ダンディになる前、
まだまだ感情的だった頃、
そして、運命の愛などを信じていた頃
の、人間的なジェームズ・ボンドが登場。
って言ってもね、エロは昔からだったみたい。
人妻が好き。。。とのたまっておったよ、この男は
ま、感情の赴くままに。。。と解釈すれば、
こういうところも人間っぽいのか。。。
とにかく話題だったこの映画、
ド迫力なアクションが沢山ありました。
冒頭では、クレーンをよじのぼって、飛降りて、撃って、走って、、、
スピード感溢れるこの映像を観て、若い! ボンド、若返った!と思ったよ。
でも外見がね、青い目・金髪のボンドは、まつげと眉毛も金(白?)なの。
だからちょっと老けて見えるときがあって、
一瞬ジグソウ顔と思ったりて。。。。。。
でもね、ジグソウは全力疾走したりしないから(><;)
忘れよう、忘れよう。。。。
それと、前は、仕掛けのある小道具が出てきた気がしたんだけど、
今回はそれが少なかった。
007になり立てのボンドは、道具に頼らず、肉弾戦派でした。
そうそう、まだ人間っぽい頃のお話だからね
そして、相変わらず世界を飛び回り、
新米とはいえ、軍資金はふんだんに用意されてるわけだし、
そんなところは、007ならではの豪華さがあって、
とっても楽しめました
ただ、私、カジノのシーンでは、ちょっと困惑。。。
だって、だって、ポーカー知らないんだもんっ
感覚的に、 「A」エースとか、「K」キングが
強いカードだと思うじゃん。
だから最後の最後にボンドがカードを出した時は、
ちょっとぉ~、そんなヘタレなカード揃えて。。。
って思ってたんだけどね。
ヘタレは、私のほうでしたヽ((◎д◎ ))ゝ
意味がわからず、しばしポツーーーーン。。。。だったよ 悲
知ってる人は、ポーカーの流れがとても面白く感じたのかもしれないね。
友人が後でストレートフラッシュの意味を教えてくれました。。。
途中で何度か、これで、めでたしめでたし! と思うんだけど、
そのたびに、ドンデン返しがあります。
そんなドッキリに繰り返し引っかかりながら、007は成長していくんだね~。
私ね、最後にダニエルが出てきた時、
「そうそう、これよ、これ。
やっぱ007はスリーピースじゃなきゃ」って思ったの。
ダンディなダニエルの007に、今後も期待してます~