先日は北海道の稚内市に砕氷艦「しらせ」が入港し、「南極観測60周年」記念行事が行われました。私は大湊音楽隊の演奏の合間に初代南極観測船「宗谷」について講演をさせて頂き、「しらせ」の乗員の皆さんとトークショーも実施しました。

 

 

 

思い起こせば、10年前の「南極観測50周年」は東京・お台場の「宗谷」船上で式典を大々的に行い、南極観測1次隊~5次隊まで操舵長を務められた元海上保安庁の三田さんと司会をしたのでした。三田さんが感極まって涙ぐまれていたことを思い出します。すでに故人となられました。あの頃お世話になった皆さんのこと、いつも思い出しています。

 

 

今年、南極観測60周年であることに気付いた旧知のフジテレビの方が、当時、撮ってくれていた三田さんとの2S写真を10年経って送ってくれました(笑)時間が過ぎたほうがもらって感激してしました!そういえば、私も大学の卒業式の時の写真、みんなに配らないまま持っている・・・。送ったら喜んでくれるだろうか・・・。

稚内のホテルで「奇跡の船 宗谷」を改めて読みましたが、自分で言うのもなんですが、じーんとくるものがあります。本当にこの本は多くの人に読んでもらいたいなあとつくづく思います。私自身も折に触れ立ち戻りたい原点です。

 

(上)10年前 (下)現在!