桜林美佐の新・国防日記

防衛ジャーナリスト・桜林美佐がお送りする「新・国防日記」です。
桜、咲いてます!


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今回の『国防ニュース最前線』は、今年夏まで陸上自衛隊・中央即応集団司令官を務められていた川又弘道・元陸将に、他では語られていないPKOの事実について語って頂いていますhttps://www.youtube.com/watch?v=-ktPhn_OnRY

 

 

 

国造りを手伝う施設部隊の派遣と言いつつ、そこに普通科の部隊も参加していることは国連の人たちにとっては「日本はちゃんと歩兵も来ている」と捉えられ、PKOにおける歩兵が担う任務もできるのだろうと誤解される恐れがありそうです。もちろん、しっかり説明することが大事ですが、英語に訳すのが難しい日本の概念や日本語がそのまま伝わると期待しないほうが賢明です。

 

 

 

かつてのルワンダPKOでは、ベルギー隊が10人の死者を出し、本国からの撤収命令によりその時に守っていた2000人の市民を放棄して帰国しました。その後その2000人が虐殺されてしまいました。自衛隊も安全が確保できない状況になれば撤収するとしていることから、同じような事態になることが考え得るわけです。

 

 

一方、そんな中、「自衛隊もそろそろ血を流して貢献すべき」のような思いだけが先行した論調も各所で散見されます。繰り返しになりますが、それは当事者たる自衛隊の皆さんの心情としてはそうなのだと思います。それを口にしていいのは自衛官だけであり、自衛隊に守ってもらう国民や識者、為政者などが言うべきではないでしょう。

 

 

ぜひ、ご覧下さい。

 

 

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「駆け付け警護」の任務付与がなされ、話題になっていますので、今一度ここで私の考えを簡単に述べさせて頂きます。

 

 

まず、今回その権限が付与されたと言っても、自衛隊は事実上「駆け付け警護」はできないと言っていいでしょう。一部の識者が指摘しているのは、他国軍と基準が異なる自衛隊は、かえって足を引っ張るのかもしれないし、相手より先に攻撃することが許されない、危害射撃も正当防衛・緊急避難に限られる法改正は無意味とまでは言わないまでも、より事態を複雑にするという見解です。いずれも正論だと思います。

 

 

ただ、それを分かった上でも、これを大きく評価する人とそうでない人がいるのは次のような理由があると考えます。

 

 

それは、自衛官独特の評価の「ものさし」です。災害派遣で自分たちが食べなくても被災者にご飯を作り、何週間もお風呂に入れなくても泣き言を言わず人々に奉仕する自衛官は、雨上がりにできた水たまりで「○日ぶりに足を洗った!」それを「幸せを感じた」と言います。

 

 

つまり、この皆さんと私たち一般人の価値判断基準は違うのです。外からみても全く満足できないことでも「少しは良くなった」と大きく評価することがあります。

 

 

つまり、「駆け付け警護」をどう評価するかは、感性の違う人間が論議し合っても意味をなさないのだと思います。今回は100本のロープで縛られていたのが1本ほどけた程度のものですが、何もかもが常に不足している中でなんとかやってしまう隊員さんたちにとっては、それでも大きな進歩となるのだと思います。

 

一方、PKOの活動についてはこれとは別に議論をしていく必要性を感じます。ここに参加すれば、日本人であれケニア人であれ中国人であれ国籍に関係なく同じチームの一員で、そんな中で自衛隊だけが「日本人を助けられるようになったので助ける。他国軍には多分やりません」と言ったら、どう思われるでしょう?

 

 

また、PKOではその指揮官が「周辺で衝突(という言葉をあえて使ってみました)が起きているから宿営地の外を出てはならない」と仮に下令した場合、日本だけ勝手に邦人を助けに行ってきますということは許されないことは以前も述べました。

 

「駆け付け警護」をできるように、100本の縛りが99本に減ることは悪いことではないと思いますが、PKOでの活動をいかにするかということ、また今回の場合は南スーダンのミッションに参加する意味を考えていくことは別建てで整理しないと混乱を深めるばかりです。

 

 

安倍総理は最近「安全確保が困難なら撤収も」という言葉を出しました。これは重要な示唆だと思われます。かねて申し上げているように、今国会などで交わされている論議は、「PKO5原則」に反していないか憲法に反していないかということに終始していて、非常に空しいものです。

 

 

これでは、総理が観閲式でいくら良い訓示をされても、スタンディングオベーションをやっても、むしろ嫌悪感さえ持つ人がいてもおかしくありません。

 

 

もっとも懸念するのは、隊員さんの家族がどう思うかです。このような説明で納得できるでしょうか?これが不十分であれば、もし何かあれば「自衛官の家族 対 政府」の対立構図ができかねない。それは最悪なことです。

 

 

しかし問題は、だからと言ってひとたび参加してしまった活動から引くことは多大なマイナスとなることです。まず国際社会から顰蹙を買う、アフリカ支援を声高に謳った現政権だけに今さらどんな理由で帰ってくるのか。民主党政権が決めた活動とはいえ、引くに引けない状態になっていることは想像に難くありません。

 

 

しかし、ここで考えておきたいのは、総理の「安全確保が困難なら撤収」はどんな状況を想定しているのか、です。

 

これはまさに同じPKOのみんなが危なくなっている状況です。そんな中で自衛隊だけスタコラサッサと逃げて来ることになりますよね。それは国際社会の顰蹙どころか、未来永劫、信頼されない国になってしまいます。

 

そうなる前に撤収を決断することが日本のとるべき道と私は思います。前述のようにそれも大顰蹙です。しかし、残るも地獄、引くも地獄、どちらの地獄がよりマシなのかということです。野党はこれを政局にせず、出口を作ってやって下さい。

 

 

本当に「日本を良くしたい」と思っているのか、そうではないのかが、問われると思います。

 

 

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騒音、通信不良などの問題は解決しつつあるものの、最近の困ったことは「マイナンバー」です。次々に五月雨式に様々な仕事先からこれの提出(しかも、免許証とこれをコピーして貼り付けろと!)いう封書が届き、イライラがピークにきています。

 

 

やっと時間を見つけてコンビニでコピーをとったら、また要求が来る。その上、簡易書留で出せとかいう所もあり、コンビニのコピー機もいつも空いているわけではなく、郵便局も空いていることはない。結果的にお金と時間を使わざるを得ません。これはどのように補てんしてもらえるのでしょうか?

 

 

こんなことを考えたのは、おそらくコピーを外でしなければならないとか、そういう手間がかかる経験をしたことのない人ではないでしょうか。

めんどうなので、コピーして名刺にくっつけて配るようにしようかと思います。そういうコストがどれだけかかるかも考慮されておらず、本当に腹が立ちますね!

 

 

 

 

 

 

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ドコモに行って、電話の機種変更をしたらWi-Fiルーターをタブレットに変えることを勧められ、やってみたら全然繋がらなくなってしまいました!電話を使ってもできません!

 

 

そんなわけで原稿が送れずご迷惑をおかけしている方々にこの場でお詫び申し上げます!

 

 

さて、最新の「国防ニュース最前線」はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=1G0Iz_3Ytpk小野田治・元空将にトランプ大統領誕生について、また米国の新たな「航空優勢」の考え方を伺いました。

 

 

また、夕刊フジ「ぴいぷる」はこちら!http://www.zakzak.co.jp/people/news/20161111/peo1611111530001-n1.htm

 

 

先週末はインターネットAbemaTV「みのもんたのよるバズ」に出演しました。通信環境の影響でブログ上でお知らせできず申し訳ありません!

 

米大統領選を受けて、日本の安全保障はどうなるのか、米軍撤退はあるのかなどの話をしました。

 

 

以上、通信を確保している間にとりいそぎのご連絡でした!

 

 

 

 

 

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本日、11月10日発売の夕刊フジ「ぴーぷる」を書きました。今回は元陸上自衛隊衛生学校・心理教官の下園壮太さんです!

 

自衛隊のメンタルヘルスがますます課題になっている中どのような問題があるのか、ストレス社会に生きる私たちにもヒントになりそうなお話が盛り込まれています。

 

 

 

 

 

 

 

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