その後 | misamonkeyのブログ

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Tonkinese
Buzz(シャンパンソリッド)オス 2010.9.23生まれ
Woody(ブルーソリッド)オス 2010.10.17生まれ
2011.1.15千歳経由の飛行機で来仙。
2011.3.11 東日本大震災を体験。

バズがウッディと私の前からいなくなってしまって、2週間以上が経過しました。


バズを看取った翌日から、私は仕事でした。
バズを部屋に連れて帰ってきて、遺体を冷やすように言われましたが、
寒いのが嫌いなバズの体に氷をあてることがどうしてもできませんでした。
ウッディは動かないバズの体に、シャー!っとするし、バズはそれに何の反応もしないし・・・
あんなに仲が良かったB&Wが一緒にいられないことが本当に辛くて、
シャーっとするウッディも、シャーっとされるバズもかわいそうで・・・。

バズを看取った日、獣医さんが
「私の猫が亡くなった時にお世話になったところ(火葬)があります。箱に入れてくれて、本当にきれいにしてくれます。飼い主さんとバズのお別れが終わったら、私が手配をしましょうか」
と言ってくださいました。
動物病院で普通火葬の手配ってしてくれませんよね?(初めてのことでわからないのですが)
バズを火葬場に連れて行く自信のなかった私には、本当にありがたいお言葉でした。
獣医さんも7/5(バズの2回目の手術の前日)に長年連れ添った愛猫を亡くしたばかりだそうです。
辛い中で獣医さんも昼夜バズを診ていてくれたかと思うと、心が痛みます。
実際バズを失った後の勤務はなかなか辛かったです。
少しでも関連のあることがあると、すぐに心が崩れ落ちそうになりました。

バズと少しでも長く家で過ごそうと思いましたが、
そんなバズとウッディを見ているのが辛かったこと、
ウッディの緊張で食欲が落ちてきたこと、
私がバズをどうしても冷やすことができなかったこと、
から、家で2日間しかバズと過ごすことができませんでしたが、獣医さんに火葬の手配をお願いすることにしました。
バズを動物病院に連れて行く車中で、運転しながらバズとずっと手をつないで行きました。
バズの肉球は相変わらず柔らかくて、可愛くて、できることならずっと握っていたかった。

2日後、バズを迎えに動物病院に行きました。
バズはきれいな白い箱に入り、小さくなってしまいました。
獣医さんが出てきてくださって、
「バズ、頑張ったな」
って箱を撫でてくれて、本当に獣医さんもバズも頑張ってくれて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
動物病院を車で出るとき、スタッフの皆さんが外に出てくださり、私たちの車が見えなくなるまでバズにお別れをしてくださいました。

家に帰ってきてウッディにバズを見せると、ウッディが駆け寄ってきて、バズにスリスリっと何度もほっぺを擦り付けていました。

ウッディもバズだってわかってくれてるといいな。

ブリーダーさんとこごママさんからはいち早くきれいなお花が届きました。
バズのそばできれいに咲いてくれてました。
本当にありがとうございました。


ソラパパさんは私がお返事できない中でもLINEをくださったり、
こごママさんはブログにもバズのことを書いてくださったり、
instagramやブログの皆様にはいつも励ましのメッセージをいただき、
友人たちもバズのことで泣いてくれます。
バズが本当にみんなに可愛いと思っていただけていたんだ、と実感した日々でした。
私以外にもバズのことで泣いてくれる人、悲しんでくれる人がたくさんいる、それが唯一の心の支えでした。

今でも家や車の中、生活の隅々にバズがいるときの環境がそのままで、
ふとした瞬間にバズが見えるような気がします。

扉を楽々開けるバズのための扉の重石、
ウッディは扉を開けれないので重石が必要なくなったけど、つい5年間の癖で重石をしてしまったり、

寝ているとき、バズがいつも私のそばにいたな・・・


と思うと、今は同じ位置にウッディがいたり。


今はウッディと思い出を共有しながら一緒に過ごしています。
ウッディは私が不意に涙が出てしまうとき、
いつもそばに来て、私の顔を見て声をかけてくれます。


ふと見ると、バズのそばで遊んでいたりもします。


姿は見えないけど、バズとウッディと私にはたくさんの思い出がありました。
それを支えに頑張っていこうと思います。





バズのことがあって、ウッディにも何かあったら困ると思い、急遽健康診断に行きました。
その時にかかりつけのS獣医さんが
(いつ対応していたらバズを助けられたか、について)
「私もそのことをずっと考えていました」
と言ってくださいました。加えて、
「A獣医さんも本当に落ち込んでいましたよ」
と教えてくださいました。
バズの治療に全力で関わってくださった獣医さん方々に、改めて感謝いたします。
「こんなに愛されている子、絶対に助けたい」
と言ってくれたA獣医さんの言葉に今でも救われています。