暑中お見舞い申し上げます


久しぶりのブログです。忙しく、なかなかブログの更新が出来ず・・・・


新幹線の火災事件がありましたね。国から支給される老齢年金に不満を持ち、国の対応に絶望し、起きた事件だと思います。

このニュースで、月12万円程の年金で生活が成り立たないといったことが報道されましたが、もっと少ない年金で暮らしている障害者がどれだけいるのか国は知っているのでしょうか?


このニュースを見た時に怒りが込み上げてきました。


国が定めた最低限の生活とする生活保護の金額は、単身で概ね12万円~13万程。


その他の扶助を受けることが出来るので、


月12万円の年金で暮らすことを考えると様々な制限がかかるものの生活保護の方が暮らしは楽なのかも知れません。


障害基礎年金を受ける人は、単身で概ね月6万5千円。(障害厚生年金であっても単身の方だと月10万を超える人は希です)そのことを考えると到底暮らしていける金額ではありません。


それゆえ、生きるための少しでもアルバイトをするなど生計を立てようと考え、月5~6万必死に無理をして働く人もいます。


それなのに・・・働いているという理由で、障害基礎年金を切ってくる…国の考えにはとても賛成できません。


障害を持った方にとって、障害年金は命綱です。生きていくための安定した収入でなければなりません。


精神疾患の人は特に働ける様になるまでに長期的な治療が必要であることがほとんどです。


月65,000円程で、どう暮らせというのでしょうか?生活保護を受けろ!というのでしょうか?


市町村役場は、生保から少しでも脱するため(費用削減のためだと思います。)に障害年金を勧めてくるという現実。


診断書には、就労できない、日々の生活でさえも辛い状況が明らかに読み取れ、病状も深刻である状態であったとしても平気で不支給にしてくる・・・


不支給が届いた時、その人を絶望の淵に追いやり、病状を悪化させ、生きる望みを失ってしまうことを国は知っているのでしょうか?


障害年金を支給しないのなら、国は、その人達がどう生きていけばいいのかを示すべきだと切に思います。


理不尽な理由で不支給になったその理由書を手に、国と闘うために、医学書を読み認定基準と照らし合わせ・・・

そんな日々を送りつつ、申請に追われている毎日です。

今日はこの辺で。。。。