ドラ女@みさき のゑです。
『もしドラ』シリーズ もしドラッカーが女子だったら
ドラッカー的女子脳
ドラッカー365の金言
女子脳な目線で365日毎日お届けします。
ドラッカー 365の金言より
The Daily Drucker
4月から9月の金言はこちら
10月4日正しい妥協
The Right Compromise
半分のパンでも
ないよりはまし。
なにが受け容れられるかではなく、
誰が正しいかは置いておいて、
正しいものは何か?から始めなければなりません。
しかし、人が境界条件を満たすのは、
正しいかについてわかっていなければ、
人は正しい妥協と間違った妥協を区別することができません。
そして結果、間違った妥協をしてしまいます。
2種類の異なる妥協があります。
1つは古いことわざである
「半分のパンでもないよりはまし」
もう一つはソロモン王の裁きの
「赤ちゃんを半分にされるくらいなら全部奪いとられたほうがいい」
最初のは、境界条件は満たされています。
パンの目的は食用であり、
半分も食べ物です。
後者の赤ちゃんは、境界条件を満たしません。
子どもは半分にされたら成長しません。
それは半分の死体です。
経営者の条件より
ACTION POINT
今すぐに、2つの読み方で問題を考えてみてください。
理想的な解決へ正しい妥協か、間違った妥協か決定してください。
それか、すべてパンがないほうがいいか考えてください。
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アクションポイントの解答
ソロモン王の裁きとは、、、
同じ家に住む2人の女が同時期に子どもを産み
1人の赤ん坊が死んでしまい、
もう1人の女の赤ん坊とすり替えます。
2人とも生きている子が自分の子どもだと主張。
ソロモン王は、
「赤ん坊を2つに裂き半分ずつ与えよ」と裁くと、
1人が「切り分けてください、とられるのだけは嫌です」と主張。
1人は「自分の物にならないとしても、子どもを殺されるのだけは嫌です」と主張。
ソロモン王は後者の女性を母親と認めたという話。
自分たちは赤ちゃんを切り裂くような妥協はしていないでしょうか?
利益もなくなるよりは半分はあった方がいいですよね。
でも利益を追い求め過ぎてすべてをなくしてしまうことがあります。
そんな決断をしていないか考えてみましょう。
すべてをなくさない正しい妥協を選びましょう。
それが女子的経営脳。
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こんな感じでドラッカーを読んでいきます。
毎日00時00分にこの記事は配信する予定←予定は未定であって決定ではない(笑)
4月から9月の金言はこちら
10月1日完全の追求
10月2日意思決定の目的
10月3日意思決定