久しぶりの投稿です🙇♀️
1月17日 今日は神戸の人にとって忘れられない日だと思います。
震災での自分の事をあまり詳しく書いたことは無かったのですが少し書きたいと思います。
何年か前に少し書きましたが
詳しい自分の状況は書いていませんでした。
（※少しショッキングな内容も含まれています。）
阪神淡路大震災から27年が経ちました。
私の地元神戸市東灘区も大きな被害を受けました。
未曾有の直下型大地震が阪神、淡路を襲い
私の家も壊れて住めなくなってしまいました。
直後、外に出ると見慣れた周りの家も友達の家も全部倒壊したり、半壊していました。
西の空が真っ赤なのに驚き、暫く動けずに見つめていた記憶があります。
（後で知りましたが長田区の方の大火災で空が一面赤くなり20キロ近く離れている東灘区からもはっきり見えていたそうです。）
直後避難所へ逃げる途中、数えきれないぐらいの火事、ガス漏れのにおい、多くの倒壊家屋、崩れた家の側で泣き叫ぶ大勢の人、横たわる人々に心臓マッサージをしている沢山の人達を目の当たりにしました。
数日間避難していた学校の教室は死体安置所になり毎日沢山の方々が運ばれてきていました。
ラジオ放送で亡くなった方の名前がお経のように延々と呼ばれ続け、避難していた体育館にとても静かにその音だけが響いていたのを覚えています。
学校も壊れ、当時まだ幼かった友達や、先生、知人が亡くなりました。
その後別々の土地で1年間父母と別に暮らしました。
あの時見た光景、想いは今もまだ目に焼き付いていて、心に深く刻まれています。
ただ、震災をきっかけに学んだ事、変われた事も沢山あります。
震災を経験していなければ今の私は居ないと思います。
この経験を大地震を経験したことが無い世代に繋いでいかないとかないといけないと思っています。
そのためにも地震当時の記憶を忘れないようにして教訓を伝えて行きたいと思います。
改めて、亡くなった方々に哀悼の意を捧げます。