もねちんの歯列矯正に動きがありました。
ブラケット装置を一時中断して
(ブラケットを歯からはずすのがとても痛かったそうで
歯医者ではまったく泣かないもねちんがめずらしく叫び声をあげていました)
7月までやっていた「トレーナー」に戻る事に。
戻ると言っても、全く同じ装置ではなく新しいものなのですが。
$石垣島ゆがふ日記
以前はグリーンだったのですが、今度はピンク。

ブラケット(歯の表面に針金を渡すやつ)を約5か月やって来て
出て来たくても出て来れなかった永久歯のための隙間を
一応確保できそうだということで、
今日、方針が変更されました。

下あごが上あごよりもだいぶ奥に引っ込んでいるのを
本人も気にしていたのですが
今回からそこにスポットを当てて矯正して行くそうです。

トレーナーは、シリコーンでできていて
カパッと溝に歯を入れて噛むと
上下の歯が正しい位置に自然と固定されるのです。
それだけでなく、舌を正しい位置に持って行ける。
起きている時間に2時間、就寝時は夜から朝までこれを装着します。
夜は口が開かないようテープで上唇と下唇を貼ります。
こうすることで鼻呼吸が促され
風邪も引きづらくなるんです。

ものを飲み込むときの舌の使い方が正しくないだけで
歯並びが乱れて来るだけでなく、顎の発達にも大きな影響を及ぼしてしまうそうですよ。
人は、一日に2000回くらい嚥下の動作をするのだそうで
そのとき、どこに舌があるかが重要だと先生からレクチャーしていただきました。
(下唇は、100~300gの力を、舌は500g以上の力を前歯にかけているのだそうです。
実は前歯を動かすために必要な力はわずか1.7g。
だからもし、5円玉を1か月間歯の上に置いておく事ができるとすれば、
その重さだけで歯は動くのだそうです)
「もねちゃんは、飲み込むとき、下あごを動かしていませんか?
下唇に力を入れてほっぺたをきゅっとするような動きです」
先生が、悪い例で水を一口飲んでくれました。
それを見て、びっくり! 
「そうです!そうやっています!」
正しい飲み込み方をするときは、舌の先は、上あごにぴったりつけてゴックンしています。
そうすると、下あごがぜんぜん動かないんです。
私は、ごく自然にそうしていたし、まさか、こうする以外の飲み込み方が存在
しているとは夢にも思わなかったからほんとにびっくりした。
悪い飲み込み方を続けていると、気道も開きづらく、口呼吸の原因にもなり
いつも呼吸が苦しいと気道を開くために猫背ぎみになってくる…
そうすると、立ってまっすぐ前を向いていても、黒目の下に白目がみえる
いわゆる三白眼の表情になる子が多いと教えてもらいました。

そんなに多方面に影響が出ているとは!

歯だけの矯正をしてきれいな歯列になったとしても、
特に子どもは舌の使い方が正しくないと、すぐにまた
ガタガタになってしまうことが多いそうです。
だからこそ、一生きれいな歯列を保つために
今、悪い筋肉のバランスを矯正する舌の使い方を
訓練しておかないとならない…ということでした。
多分、上の前歯にブラケットを装着している最中も
間違った飲み込み方をしていたから、
今、下の歯にブラケットをしても意味がないと判断したんだろうなぁ先生。

もねちんは、意識すれば正しい飲み込み方ができます。
(私は、意識しても正しくない飲み込み方がうまくできません)
「2種類の飲み込み方、できるよー前から。おかあさん、できないの?」
と逆に驚かれてしまった。

できるなら、話は早い。

今までのは「ダメな飲み込み方」だからね、と納得してもらえたから。

あとは、正しい飲み込み方を意識しないでできるようになってもらわないと。
今日からがんばらないとねー。
まあでも、ブラケットよりは歯磨きしやすいからいいかな。

なんか、うまく説明できないけれど
興味のある方は「歯列矯正 トレーナー」で検索してもらえると
いろいろ出てきます。

この記事は私が先生に説明してもらったことの覚え書きみたいな感じなので
内容に不備があるかもしれません。

なので、専門的なご質問にはまったくお答えできませんし
歯科医師の紹介もできません。

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私の奥歯の治療2回目。
仮の詰め物を取って、また少し削り、銀の詰め物のための型をとるところ
までやったのですが、
神経ギリギリの治療なので、途中で痛みと恐怖に負けてしまいました(泣。
「もう7割くらい削り終わっているんですが…麻酔しますか?」
先生の提案に激しくうなづく私。

でも、結果的に麻酔してもらってよかった。
ムリ、麻酔なしではぜったいムリ。

治療は来年に持ち越しとなりました…。もうちょっとがんばろう。