①の続きです
2時すぎには、縫合も終わり、ようやく慌ただしかった手術室が落ち着いてきました
看護師さんが家族に今から電話するねー。お母様と旦那さんでいいかな?と言われ、こんな夜中に電話してこっちゃん起きちゃわないかなぁと思いましたが、母の携帯に電話してもらうことにしました
パパにも電話してもらいましたが、その日接待だったから飲んでたし、絶対出ないだろうなぁと思ったら案の定出ませんでした
下半身がまったく感覚がなくってなんかすんごく変な感じで、ベッドに移動するのも看護師さんが数人で抱えるって感じで、自分の体なのに自分の体じゃない感じでした
あ、術前に導尿されたんですが、麻酔がきいてたので全然わからなかったです
回復室に移動させられ、血圧や酸素濃度を常時計測され、足にはポンプでマッサージするみたいなやつが巻きつけられ、点滴もつながってました
徐々に麻酔が切れていき、右半身から徐々に感覚が戻ってきました。
麻酔が切れてくると、お腹が痛いのが分かってきました。傷口の痛みというより、子宮の収縮する後陣痛の痛みの方が強かったです
3時すぎに、まさのパパから電話。なぜか急に目が覚めたようで(ふーちゃんが起こしてくれたのかしら)私が「もう生まれちゃったんだよー」って言ったら、かなりきょとんとビックリしてました
そりゃそうか。
先生がやってきて、本当なら術後の痛みを和らげる硬膜外麻酔をするんだけど、緊急オペで硬膜外をする時間がなかった。と言われ、かなり不安になりました。麻酔が完全に切れたとき、どれだけ痛いんだろうと
硬膜外を打ってなかったので、痛くなる前に座薬を入れてもらってそれでしのぐことができました
術後の痛みは、思ったよりも痛くはなかったっていうのが本音かな。
どうやら痛みには強いみたいで、麻酔がきれた後は、痛いけど寝返りを頑張ってうってみたり、なるべく動くようにしました
動くと治りが早いようです
痛くても体を動かせるっていうことが、2ヶ月絶対安静だった私にはすごくうれしかったから、痛みをあんまり感じなかったのかもな。
9時すぎには、こっちゃんとばあちゃんも来てくれました。この頃には完全に麻酔が切れて、11時には水分摂取もになりました
ポカリがめちゃくちゃおいしかったー
座薬、筋肉注射のおかげで睡眠もとれたし、術後0日目の割には普通にテレビもみれたし、出産報告メールや電話もできました
ふーちゃんに寝ながらおっぱいもちょっとあげれたし、かわいかったな
翌日、術後1日目には朝から流動食が開始になり、2ヶ月ともにしてた点滴も抜け、導尿もはずされたので、トイレまで歩けるように
まだまだ痛みはあったけど、座っていることができるようになってたな~
この日はパパもようやく和歌山から来てくれてご対面を果たせました
思った以上に私が元気にしてたので、パパも元気そうやん。って言ってました。
出産おつかれさま。ありがとうって言ってもらえて、頑張って良かったな。って思えたな
先生にも、よく2ヶ月頑張ったね。大変だったけど無事元気に産まれてきて良かったです。と誉めていただき、本当に本当に嬉しかったです
ただパパもこっちゃんのときみたいに立ち会ってないので、いまいち実感がわかなかったみたいですがね
今回、緊急帝王切開になってしまって、生まれた直後のビデオも撮れなかったし、たった1人での出産になっちゃった
27週で出血し、そこから切迫早産で36週まで入院。最後まで逆子治らず、帝王切開になり、まさかの緊急オペ。本当にドタバタの妊娠出産になりましたが、こうやって元気に産まれてきてくれてありがとうと言いたいです。
ふーちゃんありがとう。
こっちゃんありがとう。
パパありがとう。
ばぁばありがとう。
友達ありがとう。
先生、看護師さんありがとう。
明日いよいよ、長かった入院生活も終わりです
感慨深いな。つらくてつらくて気が狂いそうだったけど、今隣でスヤスヤ寝ているふーちゃんを見て、本当に幸せです
今日は2人timeを最後に満喫しよう
そして明日は、ずーっと願っていた、こっちゃんと一緒に寝れるよ
楽しみだな