「旅順博物館 別館 」へ行った時に出会った
素敵な姐さんと大連京劇院へ。
「東本願寺旧跡」、東本願寺を改装した京劇院。
舞台には龍のように見えますが
４つ足だからキリンよと教わる。
北京の劇場でもそうでしたが
偶数が左、奇数が右側の席。
この大連京劇院で一階の一番良い席、
二列目A席9，11の中央連番席へ（80元）。
二列目まではテーブルとお茶付き。
その後は少し椅子が小さくなります。
（二階席あり）
入り口で貰ったコピー紙の日本語のパンフレットには
今日の演目の内容と演者の名前が載っている。
1幕目『戦冀州』あらすじ
馬超は冀州を占拠、父の固きを晴らすために
曹操を討伐しようとするが、
城に残った妻子を目の前で殺害される。
その槍や刀の戦いのシーンでの派手な立ち回りが見所。
中国語の台詞は舞台の左に字幕が流れますが
外国人には理解が難しいので
背中に旗のついた衣装を着けたままで
くるくる回ったり、バク転したりする場面は
見ているだけでわくわくする。
観客席から拍手が鳴り、盛り上がる。
休憩なしで続いて
2幕目『大登殿』
若い頃貧乏で苦労した薛平貴が
辛酸をなめながらも皇帝に上り詰める
唐朝時代の物語（史実ではない）。
昔のハイヒールって、
中央だけがゲタのようになっているんだなー、
1幕目は厚底靴のようだったし、
なんて思いながら見る。
2幕目は歌が中心。
独特の高い声で歌い上げる京劇は
もともとは舞台は歌舞伎のように女形、
男の人だけで行われていたけれど
最近は女性の役は女性が行うようになりました。
この皇帝役は丸顔で可愛いなと思っていましたが
最後に姐さんが一緒に写真を撮りに行こう！と
舞台が終わってから役者に
私が日本人で京劇を見に来たのだと
中国語で話しているときに
この男役は女性だったんだ！と
二人の会話の声を聞いてびっくり。
今は男役を女性が行うこともあるんですね。
終わってから近くの漫画喫茶に行こう！
と母と同じくらいの年の中国人の姐さんが言う。
ショムニはドラマとマンガと違うのね～と
中国であんみつを食べる私たち。
日本を出てから読んでいなかった
NANAの続きを読んで外に出ると
（写真には薄くて写らなかったけど）
雲に虹がかかっていた。
～大連京劇院への行き方・アクセス方法～
大连京剧院 麒麟舞台
27路バス「南山」下車 目の前
歩きの場合は大連外国語大学から徒歩2分
住所；大連市昆明街麒麟西巷一号
電話番号；0411-8230-5411
毎週土曜日2時公演
当日券の発売なしのため、事前購入が必要
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