 | 空ノ鐘の響く惑星で〈2〉 (電撃文庫) 616円 Amazon |
「空ノ鐘の響く惑星で２」
渡瀬草一郎、著。 ２００４年
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内容（「BOOK」データベースより）
“来訪者”と呼ばれる異世界から現われた存在の手によって、アルセイフ王国は王と皇太子を同時に失った。“来訪者”たちはそのまま逃走し、殺害現場にいた第四王子フェリオには、疑惑のまなざしが向けられる。そんな中、第二王子レージクについても奇妙な“噂”が流れ始め―!王位を巡り騒然となったアルセイフ王国の行く末は?そしてフェリオの運命は!?一方、来訪者たちの力を目の当たりにした司教カシナートはその力を手に入れようと動き始める―。渡瀬草一郎が贈る異世界SFファンタジー第2弾、登場。
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主人公であるアルセイフの第四王子・フェリオは頭脳明晰で剣技に優れ、人望もあり徳もある。
が、野望がない。
しかし王の急死により王位継承を巡る暗闘にいや応なく巻き込まれる。
これがメインストーリー。
一方で、光の塔・御柱から出現した異世界の美少女・リセリナと、その追手たちとの戦いにも巻き込まれている。
本巻の冒頭で、リセリナが失踪するので、現在は王位継承を巡る物語が前面に出ている状況。
３巻以降では、たぶん、この二つのストーリーが徐々に合流して行くと言う流れになるのだろう。
さらに、この世界の月・空ノ鐘が年に一度鳴り響く事や、次元転送装置（？）・御柱、またこの世界そのものの謎についても、徐々に明らかになって行くのだろう。
まだ序章。
全てのメインキャラが出揃った訳でもないだろうし、まだまだこれから。
そんな感じがする。
『空ノ鐘の響く惑星で２』。
どんな展開が待っているのか？
興味は尽きません。
来年も続けて物語を追います。