2015年のベスト10 | みゅうず・すたいる/ とにかく本が好き!
 新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

 さて昨年の総括。

読了本数;197冊

━例年250冊ほど読んでいるので、昨年はかなりペースダウン。
あまり読めない一年でした。


 2015年に読んだ本ベスト10

1、図書室の魔法 上・下  ジョー・ウォルトン

2、ハロー・サマー・グッド・バイ  マイケル・コーニー

3、化物語シリーズ         西尾維新

4、這いよれ!ニャル子さんシリーズ 逢空万太

5、羽月莉音の帝国シリーズ     至道流星

6、マージナル・オペレーション   芝村裕吏

7、ティファニーで朝食を      トルーマン・カポーティ
                  (村上春樹、訳)

8、霧に橋を架ける         キジ・ジョンスン

9、ラベルのない缶詰をめぐる冒険  アレックス・シアラー

10、あがり            松崎有理


               ※

 『化物語シリーズ』を一位にしなかったのは、読書家としての僅かに残った良心。
『這いよれ!ニャル子さん』を一位にしなかったのは、読書家として僅かに感じる羞恥心。
『羽月莉音の帝国』を一位にしなかったのは、読書家として僅かに残った見得。
『マージナル・オペレーション』を一位にしなかったのは、読書家として僅かに心得るたしなみ。

 しかし『図書室の魔法』は面白かった♪
本好きとしてはタマラナイ内容だと思う。
『ティファニーで朝食を』は村上氏の翻訳もあり、これほど面白い作品だったかと再認識した。
『霧に橋を架ける』。
これも奇妙な読み味が面白い作品で、日本人には書けない作品だなと思う。
『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』。
これも日本人には書けないファンタジーだろう。発想にやられた。
『あがり』。
最後の一作品は悩んだ末に、松崎有理さんの作風が好きと言う贔屓感情で選びました。
つまるところ、読書とは主観であり好みです!

 昨年は結構お気に入り作家を開拓出来たのが成果でしょうか。
まあ、逢空万太作品はもう良いと言う気がしていますけれど……。
至道さんもちょっと飽きたかな……。

 本年も面白い作品に出合えれば嬉しいです♪