主には肉抜き穴を埋めるのに使うので、その例をば。
いえ、単に自己流でこんなん使ってやってますよーってだけです。
今回使いますのはコチラ
タミヤから出ている専用のものだと25gで420円なので量的にはお得です。
性質が若干異なるので、お財布と相談するといいと思います。
では中身を取り出しましょう。
ちなみにタミヤのは2種類の板状のパテが入っています。こいつは白の外側に青と一体になっています。
さて切り出して~と言いたいところですが、注意書きに『かぶれる恐れがあるのでビニール手袋などをつけて作業してください』と書いてあり、1セット薄いビニール手袋が付属しています。
駄菓子菓子。
いあ、だが、しかし。
この手袋、パテの粘着性に耐えられず速攻でちぎれて使い物にならなくなる始末。
おい、これぢゃ付いてる意味ネーヨwww
というわけで同じホームセンターで、薄手のゴム手袋を購入。厚手だと作業しにくいので(どっちがいいかわからないのでどっちも購入した私w)、厚すぎず薄すぎない物を選んでください。
さて、そしたらば円柱を適量ぶった斬ります。
残りのパテはケースに戻して蓋をします。
パテは輪切りにスライス。2つのモノが混ざって初めて硬化するので、ちょっとだけ使いたい時でも写真の様に薄く切りだしてください。最悪余って捨てる結果になりますが・・・;
さておき、こいつをコネコネしていきます。
色が完全に混ざるまでよくこねてください。
こんな感じでやや青みがかった灰色になります。ただ、中の方で青いのがまだ残ってたりするので、一見大丈夫に見えてももう少し念入りにこねてやるといいかもです。
さて、こね終わったら実験台に登場してもらいます。
肉抜き穴が大胆なことで有名なAGEさんの足裏です。
ここにさっきこねたものをちょこっと千切り、
肉抜き穴に先が硬くて細いもので突っ込んでやります。写真で使ってるのは100本2~300円の竹串です。
余談ですが、先が尖っているので塗装時のパーツの持ち手にして、そのままプラモの空き箱にブスリ!とできるので便利です。箱で代用してる人はやってみてはいかがでしょう?
話を元に戻します。
詰め終わったものがコチラ。
詰める時のコツとしては、奥に空洞ができないように丁寧に入れてやることと、
写真の様にちょっとモッコリさせてやることです。エポパテは硬化時に若干縮むので、多めに盛っておかないと追加でエポパテを使うことになりめんどくさいからです。
で、詰め込みが終わったら半日以上放置しておきます。
3時間程度ですと、このエポパテは結構柔らかく、折れないケシゴムのような弾力があります。
しばらくするとその弾力もなくなってきて、結構硬くなってくれます。
完全に硬化したらば、ある程度の膨らみを残してナイフで削ってやり、最後は平の金ヤスリか目の粗い紙やすりをプラ板などに貼り付けた物で、周りとツライチになるように削ってやれば・・・
肉抜き穴埋め完了!
さて、削ったあとの部分が一部青色ですが、これが混ざりきらなかった部分になります。
何回やっても、毎回出てきてしまうので仕方ないのかなーと思います。
特に問題は無いので後は表面をならして余計なとこにこびりついたのをはがしてサフ吹いてやればおkです。
便利なポリパテですが、パテ系は重いという弱点があります。(軽量タイプというものもありますが、高かったような・・・)
場所によっては、プラ板で塞ぐか、底上げしてからパテを盛るなどの工夫が必要です。
逆に、重いことを利用して、重り替わりに使うこともできます。主に、普通の重りを入れにくい形状だったりする場合に、肉抜き穴を埋めなくてもいい部分に詰め込んでやるといった使い方があります。
これらは1例で、他にも使い道が見つかるかもしれません。
色々工夫して『自分流』を探してみてはいかがでしょうか?