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参院文教科学委員会・内閣委員会連合審査会 蓮舫議員質疑 2017年7月10日

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参院:蓮舫議員質疑 2017年7月10日内閣委員会連合審査会 ①

蓮舫参院議員(民進)

民進党の蓮舫です。まず冒頭九州を襲い、

甚大な被害をもたらした大雨の災害

亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、

被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

民進党は普及に向けて、

政府にできうる限りの

最大限の協力をさせていただきたいと思います。

政府にとっても、

最大限の処置を講じて頂きたいとお願いします。

そこで一つ菅官房長官、政府としての 

ご認識を確認したいんですが、

行方不明者の捜索や孤立した集落から

救助を求める方々から必死に行う自衛隊の皆様方、

その行動に心から敬意を表します。

その自衛隊の状況に応じて、

適切な指示を出す稲田大臣

凡そ70分間 

防衛省にまさに特別警報が出ているさなかおられなかった。

これは適切だったという判断でしょうか?


 

菅義偉官房長官

私が報告を受けているところによると

7月6日昼頃、

防衛省政務三役が

40分程度省内に不在であったという事です。

大臣含め複数の政務三役がすぐ近くに所在し、

秘書官から随時連絡を取れる、

そして速やかに省に戻れることができる体制

になっていたと報告を受けています。

いずれにしろ自衛隊においては

稲田防衛大臣の指示に基づいて、

被災者の救助、情報収集、全力であたっており、

その対応に問題はなかったと思っています。

 

蓮舫参院議員(民進)

いや、ちょっと理解できなんですね。

まさに豪雨が、次から次へ被害が広がり、河川が決壊し、

或いはその、土砂災害が新たに起こる恐れが本当にある中、

一刻一秒の猶予もなく大臣の指示が適切に

その被害状況に応じて出されなければいけない中、

大臣が70分防衛省におられなかった。

問題ないという認識なんですが、

国民の命を守る指示より大臣が優先させた政務とは何でしょうか?

 

注意:水害が起きそうだというのは、起きる前に情報があるべきですよね。

菅義偉官房長官

私は承知しておりません

蓮舫参院議員(民進)

その政務を承知しないで、

防衛大臣が指示を出せるその場にいないのは

適切との判断ですね

 

菅義偉官房長官

昼休みの間に防衛関係の会合に出席していた

ということは報告を受けてますけれども、

どこでという事については承知しておりません。

 

ただ大事なのはやはり、

現場にそうした救命救助復興復旧に向けて

自衛隊そのものが対応できる体制あるかどうか

だと思っています。

大臣においては電話で連絡を取れる状況であってですね、

15分程度で何かあれば帰ってこられるところだったと報告を受けています。

蓮舫参院議員(民進)

いや、菅官房長官

その政務はランチミーティングだったのではないですか?

菅義偉官房長官

私は詳細については承知していません。

ただ防衛関係の会合であるというふうに報告を受けています。

 

蓮舫参院議員(民進)

把握してください。7月7日に防衛大臣は会見して、

ちょうど昼時だったので食事が出ていました、

そのお食事はせずに冒頭の説明を受けて戻ったという事です。 つまりその、

参加者にも大臣にも食事が出て、

食事を取りながらのランチミーティング。

その間に被害が拡大をして、

今朝段階で21人が亡くなられ、

20人を超えて不明やあるいは安否不明者

という方がおられる。

現地の状況、

ほんとに国民の命を守るために一刻一秒を争う中、

不在だったというのは

私は、この政務はキャンセルすべきだったと思うが、

どうして、そう指示をしないのですか?

菅義偉官房長官

防衛大臣として、

前の夜についてもたしか10時過ぎだったと思うが、

連絡を取りまして、

しっかり自衛隊の出動に対しての要請は

大臣がしっかり指示をしていたということは承知しています。

危機に対して大切な事というのは、

事態をマネージすることが一番大事だというふうに思います。

どこにいるのかということではなくてですね、

(お~~、、、いいのか~~)

特に大臣そのものがですね

15分程度で帰ってこられるところで

常に連絡が取れる体制でいた

ということであります。

蓮舫参院議員(民進)

いや、ちょっと認識全く違います。

自民党の中でも、中谷(元)前防衛相、石破(茂)元防衛相も

これは危機管理りマネージメントでおかしいといっている。

その意見はじゃー間違ってますね。

菅義偉官房長官

いろいろな方が

いろいろなことをいっていることは承知してますけれども、

ただ大臣として

私は適切な判断を行っていたと考えています。

 

蓮舫参院議員(民進)

私は、適切かどうかは

国民の皆さんが判断されると思いますが、

稲田大臣は都議選の時、

『防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてお願いしたい』。

自民党の個別候補の当選をお願いするという、

これは憲法、公職選挙法、自衛隊法にも違反していると思います

こういう法律違反をしている方を何故、罷免しないのか。

分からないんですが、

総理と罷免するかどうか話したことはありますか?

 

菅義偉官房長官

総理と話したことはありません。

 

蓮舫参院議員

こうした発言、

あるいは豪雨災害の途中で

防衛省を不在にして

ランチミーティングをしていたことについても

適正だったという理解でよろしいですね

 

菅義偉官房長官

大臣として職務を遂行できる状態にあった

というふうに承知してます。

 

蓮舫参院議員

国民に判断を委ねたいと思います。

加計疑惑に関してです。

まず冒頭、抗議を申し上げたいと思います。

国家戦略特区の事務方の中心人物となって

当時のやり取りを詳細にまとめていた、

時に記憶がよくなくなる方だが、

藤原(豊)前審議官を参考人で求めていました。

実際、午前中に行われた衆院合同審査会では参考人として

おこしいただいていたのに、

参院にはおこしいただけなりました。

その理由が全く分かりません。

丁寧に説明するといった安倍総理の言葉は自民には降ろしていないのですか?

 

菅義偉官房長官

国会のことは国会にお委ねをいたしております。

 

蓮舫参院議員(民進)

丁寧な説明という言葉の意味は私たちと違いがあるよです。

さて、あの、衆議院のやり取りを見ていたんですが、

前川(喜平・前文科事務次官)参考人の証言と

政府答弁の食い違いがやたらと目立ちます。

まず、前川参考人にお伺いします。

なぜ話がかみ合わないとお考えでしょうか?

 

 

前川参考人

なぜ食い違うか私からは説明できませんが、

私は私が承知していることを

そのまま述べているだけでございます。

 

蓮舫参院議員

10月7日、萩生田副長官ご発言概要。

これは加計学園を念頭に置いた発言を

萩生田(光一)副長官がしているものが

いくつも明記されているんですが、

この行政文書、あるいはメモ、

これは前川参考人、本物でしょうか?

 

前川参考人

10月7日の日付の入っている文書でございますが、

これは私が事務次官在職当時、

担当課から説明を受けた際に

受け取った資料と同じものでございます。

 

蓮舫参院議員

受け取ったメモと同じものが本物。

萩生田副長官にお尋ねします。

この概要メモには、

「既存の大学がうちの大学でもできますよと

言われると困難になる」

あるいは

「加計学園が誰も文句が言えないような

良い提案ができるかどうかだな、

私の方で整理しよう」

こういうふうに貴方は発言したというメモですが、

発言していませんか?

萩生田内閣官房長官

ご指摘のあった文書については

文科省における追加調査でも

確認ができなかった文書ですが、

しかし10月7日、

常磐(豊・文科省)高等(教育)局長と

夕刻会ったことが確認できました。

 

その中で常盤局長から

さまざまな説明を受けたんですけれども、

この10月7日、

メモに書いてあるような言葉をもって

回答した記憶はございません。

唯一ですね、午前中の衆議院でも答えしましたが、

獣医師の需給について農林水産省も参画して

検討を進める必要がある

というのをこの日かは認識してませんが、

会ったときに繰り返し説明を受けております。

 

蓮舫参院議員

松野大臣確認しますけれども、

当時の文科省の事務方のトップが

実際に行政作業として確認したメモと証言をされています。

そこに名前と発言が書かれている方は記憶にないと。

どちらが正しいのですか?

 

松野文科大臣

事実関係としては

この文書は追加調査でも確認できなかった

ということですが、

個々書かれている内容に関して

確認できなかったという事でございますので

これもう御当人、間の話ということではないかと思います。

 

蓮舫参院議員

1回目の調査で確認できなかったものが

2回目の再調査で出てきたものが、

今も確認できなかったと言いました。

このメモはないのですか?

確認できないだけなのですか?

 

松野文科大臣

追加調査におきまして、

ファイルを拡大して調査いたしましたけれども

その中に存在していなかったという事でございます。

 

蓮舫参院議員

再追加調査をしたら出てくるんじゃないですか?

松野文科大臣

追加調査においてですね、

十分に信頼性のある調査が行われたと考えておりますし、

あわせて対象者を広げてヒアリングも行っておりますので、

その結果として107日に関する文書が

存在しなかったということを認識しています。

 

蓮舫参院議員

前川参考人教えていただきたいんですが、

前川参考人が確実に見たというものを

こうして政府の方たち、

あるいは発言されたという方達が、

ことごとく記憶にない、

存在が確認できなかった。

これは何故なんでしょうか?

そんなに文科省の文書管理はずさんなんですか?

前川参考人

探せば出てくる文書だと私は思っております

(あハハハハハ~ヤジが飛ぶ)

②に続く☞ 参院: 蓮舫議員質疑文字起こし 2017年7月10日②

ーーーend--^

被害が出てからとか、

行方不明者が出てからでは対応が遅かったと言わざる得ません。

雨量が増えた段階で、危惧されることは出てくるのです。

もしかしたら、災害が起きるかも?

という段階で対策されなければならないのは何故なのか? 

っていう事です。

地方自治体の災害対策本部が駆け出すのはこの段階です。

その時点で防衛省にも消防にも連絡入れてるでしょ?

避難が遅れたのは何故なのか? 

なのに、防衛省への命令はしているという甘い判断で、

待機していないのは何故なんでしょう? 

そればかりか、70分遅れて防衛省に表れる。

危機管理がお粗末ではありませんか?

防衛省は稲田大臣を蚊帳の外に於いていたのでしょうか?

 

 

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関係者名 加計孝太郎理事長 安倍昭恵夫人 

日付 2017年7月10日

委員会名 参議院 予算委員会 閉会中審査 

議題 ≪加計問題»

質疑者名 蓮舫議員(民進党)

答弁者名 

萩生田内閣福官房長官

菅義偉官房長官

前川参考人(前川喜平文科省事務次官)