逆三平方の定理(立体版) | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

『部活しながら東大に受かる勉強法』著者。東大野球部・伝説の4番打者!6,000人を指導!成績アップ率90%以上の人気塾長が教える勉強法のコツ

逆三平方の定理(平面版)

を発展させた立体版は,

計算時間をかなり短縮できる便利なものです。


この定理は

三角錐O-ABCにおいて

辺OA,OB,OCがそれぞれ垂直になっているとき

頂点Oから面ABCに引いた垂線OHの長さを一発で計算できます。


OA=a,OB=b,OC=c,OH=h


東大野球部スカウト部長が教える勉強の裏ワザ-逆三平方の定理_立体版

<使用例>
a=2,b=3,C=3 のとき

1/h^2=1/4+1/9+1/9

1/h^2=17/36

h^2=36/17

h=6/√17=6√17/17


<証明>

直線CHと辺ABの交点をDとおきます。

OD⊥ABなので,OD=dとすると


△OABにおいて,逆三平方の定理(平面版)より

1/d^2=1/a^2+1/b^2


△CODにおいても

1/h^2=1/d^2+1/c^2

よって

1/h^2=1/a^2+1/b^2+1/c^2