『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』
─成功者が導く超簡単な成功法─より
<第2074回>2013年1月24日発行

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皆さん、こんばんは。

近代世界の歴史は、石油や天然ガスなどのエネルギーをめぐる、紛争や戦争の歴史とも言えます。

今回のアルジェリアのテロ事件も、天然ガスのエネルギー利権が根本にあるようです。

犠牲になられた方々には、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

太平洋戦争も、日本に対しての連合国の石油輸出の全面禁止という、厳しい経済制裁が発端で起こり、アジア全体では何千万人もの犠牲者を出しました。

産油国である中東では、これまで何度も戦争が勃発しています。

いくら平和な世界を望んでも、エネルギー問題が解決しない限り・・・これからも、人類のエネルギー争奪の紛争や戦争に終止符は打てないのかもしれません。

けれども、僅か100分の1ミリの微生物が、世界の情勢を変えるかもしれないという可能性が高まっています。

それは、石油に関するエネルギー問題が解決できる、藻類の研究が日本でも進められており、あと10年程度で実用化できる見通しが立った!というニュースによります。

その、石油を作り出せる微生物の名は・・・

「オーランチオキトリウム」

この発見によってエネルギー問題が解決し、平和で戦争のない世界が訪れることが夢では無くなったのです。

これまで見つかっている「ボトリオコッカス」より10倍以上も高い効率で、石油とほぼ同じ成分の油を作り出せる藻類を、筑波大学の渡辺信教授らが発見しました。

渡辺教授チームでは、数十年に渡って「ボトリオコッカス」など、何百もの藻類を採集・分析し研究してきました。

そして、2009年に沖縄の海から採集してきた藻類200株のうちの一つが、「オーランチオキトリウム」と呼ばれる奇跡だったのです。

「ボトリオコッカス」はオイル生成能力が高く、オイル含量は乾燥重量の75%に達するほどであり、また産生するオイルは重油に相当する炭化水素で、幅広い用途で利用できます。

しかしながら、「ボトリオコッカス」は培養に時間がかかり、コストが1リットルあたり800円にもなってしまい、1リットルあたり50円程度の重油とは、比べ物にならないほど高価だったのです。

その点、「オーランチオキトリウム」のオイル生産効率は・・・単純計算で「ボトリオコッカス」12倍となり、重油と同等程度のコストで、石油の代替燃料を生産できます。

生産効率を一桁上げることが現実的になり・・・これで長年の人類の夢でもあった、戦争のない平和な世界が訪れるのも夢ではなくなりました。

「オーランチオキトリウム」が作りだすのは、スクワランというオイルです。

そして「ボトリオコッカス」が作りだすのは、ボトリオコッセンというオイルです。

いずれもトリテルペノイドに属するオイルであり、容易に燃料化することが可能だそうです。

また、既存の石油会社が持っている技術を利用すれば、バイオポリマーをはじめとする化学製品の原料にすることもできます。

さらに現在、化粧品や健康食品とて使われているスクワランは深海鮫から採っていますが、深海鮫は絶滅危惧種になっているものも多く、いずれ採ることが難しくなると言われております。

「オーランチオキトリウム」は、そのスクワランの供給源としても使えるのです。

考えてみれば、地球の大気を作ったのはですし、原油の原料も藻類説が有力になっています。

地球に大気が無かったら、人類は生息できなかったのですから、藻類の働きには敬服します。

そして21世紀になっても、藻類が人類の救世主になろうとしているのですから、壮大なロマンを感じますね。

腸内細菌もそうですが、微生物の貢献度は計り知れません。

現在日本が輸入している石油量は、年間約2億トン

「オーランチオキトリウム」は、2万haあれば2億トンの石油生産が可能となります。

平成20年度農林水産省の「耕作放棄地に関する現地調査」によれば、全国で28.4万haの耕作放棄地が存在しています。

そのうちの10%を「オーランチオキトリウム」の生産用地として利用すれば、日本の石油必要量は賄われる計算となり、石油輸入国家から石油輸出国家に転換することも可能となるのです。

量産法や最適な抽出法などの開発が必要なため、本格的な商業生産には10年程度かかるそうですが、民・官・学が一体になって、最優先で取り組むべきです。

日本が石油輸入国家から脱出できれば、それだけで250兆円の見返りが期待できるので、エネルギー問題も、電力不足も、経済問題も、少子化も、医療も、老後の年金も、その他あらゆる問題が解決できるはずです。
 
失われた20年も挽回できます。
 
アメリカは藻類エネルギープロジェクトに軍も関与しているため、わかっているだけで1500億円相当を投資しているそうです。

一方、日本では藻類エネルギープロジェクトに投資している金額は、わずか数10億円に過ぎません。

もしもこれが実現できたら、化石燃料の石油ではなく、再生可能な石油になるのです。
 
本来の日本を取り戻す、絶好のチャンスだと思います。

世界有数と言われる海洋資源と併せて考えれば、日本には世界を救う「無限の可能性」が秘められているのです!

ありがとうございました。

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