こんな不安な思いするならNZに戻ってこなきゃ良かった。
そして気持ち改めて診察終了後、またドクターの面会をお願いしました。

現れたドクターは忙しいからと立ち去ろうとしたけど、すかさずデビ男さんが私が日本で出産するって言い出してるから、もっとちゃんと説明してって言ったら、「もう飛行機には乗れないよ。そんなリスクのあること許可できないって」とまた捨て台詞。

もう完全にこのドクターにはこれ以上は頼まない!日本に帰れないなら、こっちで自分でドクター探すわ!とミッドワイフに事情を話し、ドクターを変えて欲しいこと、出産費用は払うからプライベートの病院を紹介して欲しいこと、もろもろ相談しました。

すると…

私はそのドクターとはなんの友好関係もないけど…という前置きをして、今の私の状況にはその女医がベストだとミッドワイフは言いました。

その女医の腕は確かで、プライベートの病院に行ってもそのドクターを超える人はいないと。
やっぱり私はハイリスク中のハイリスクで、そのため病院では私を担当するチームができていて、女医は病院の産科の責任者クラスにあたる人らしい。
その人が私のチームのリーダーになってることはミッドワイフ的にもすごく安心できることで、最高の医療体制で出産ができると説得してきました。

それに病院は変えずドクターだけ変更しても、担当ドクターはリーダーの女医の指示のもと動くし、これから顔を合わせないっていうのは不可能だと。


もし私が今の状況に我慢ができるなら腕という面ではその女医が私の状況にとってベスト オブ ザ ベストって言ってドクターの腕を信じて私も納得しました。

今でもその女医は嫌いです(笑)
でも自分と気が合わないとかを優先するより、やっぱりおなかの赤ちゃんを無事に取り出してくれることが最優先すべきことなので結局ドクターの変更はしませんでした。

私がドクターの言うことに疑問を抱かなければいいだけのこと。

今は通訳の方も同席してくれてます。
私にとってはどちらもそんなに変わらないんだけど、デビ男さんにとっては良かったかも。
通訳という面での役割が終わってより父親としてドクターの意見がきけるようになったそう。

これまでは通訳しなきゃってことに重点をおきすぎてドクターの言葉に一喜一憂するという余裕がなかったらしい。

通訳の方がいらしてからはより嬉しい悲しいを共有できるようになった気がします。なので結果良かったかなと。


結果、ミッドワイフは自分で選んだわけだし、彼女のいうことは信用してます。mioちゃんの時のミッドワイフにとても感謝してて、今回すでに退職してしまっていた彼女が推薦してくれたにが今のミッドワイフ。以前からよく心配して電話をくれる優しい人だなって思ってました。
一方、パブリックの病院となるとドクターを自分で選ぶことはできない。ただそれだけのことなんだけど、治療、増してや出産となると信頼できるかどうかは大きなポイントです。

これまた手術を実際にするドクターはその日の担当医で決まるというものだけど、すべてはその女医のプランのもと手術は実行されるとのことで納得しました。

改めて選択肢があるってことは安心につながるってきとを実感しました。

メンタル的部分までNZの医療現場で求めてしまった私が悪かったですという今回のトラブルでした。

あ、何かあった時は通訳つけるのオススメですよ!

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