前回の続きです。

帰国してすぐに検診へ行きました。
この時私は日本での出産希望とは一切言わず、ニュージーランドに戻って出産することを前提に先生に診てもらいました。

赤ちゃんのサイズが小さめ、腎臓のサイズが大きい、前置胎盤気味であることがニュージーランドでの検診でわかってます。ということを伝えておきました。

先生の診断は確かに赤ちゃんは小さめ。でも今の時点で心配するほどじゃない。
腎臓は大きいんじゃなくて逆に小さめ。それはそれで問題だけど、これも経過観察が必要で、今の時点ではどうしようもなく、問題があるなら産後しか対応できないと。

ここまではニュージーランドで言われたプランと同じだったので、安心しました。
ニュージーって楽観的な考えで対応されること多いから、後になってあの時こうしてればっていう後悔が一番怖かったんだけど、その心配もなくなりました。

問題は前置胎盤。
私はニュージーのエコーでは子宮口から2cm離れているという診断を受けてました。今後お腹がおおきくなるにつれ、胎盤も上がってくるから大丈夫よと。
生活で気をつけることもないし、普通通りに過ごして。と。
当時アクアビクスにも週一で通ってたけどそれも続けて大丈夫よ。と。

今回日本で受けた通常のエコーでは胎盤は子宮口にはかぶってないように見えるけど不鮮明で断定できないから、膣内エコーを取らせて欲しいと言われ
、それをやってもらったところ判明したのが完全にかぶってるねってこと。
この時初めて全前置胎盤という名前をつけられ、陣痛がくる前に赤ちゃんを取り出す必要があるので予定日より一カ月前に帝王切開すること。
すでに前置胎盤特有の出血しやすい時期に入ってるから、安静を心がけること。性行為なんか出血を引き起こすから絶対ダメだよ。よくこんな体で帰国したねぇ。と。

自分の事を言われてるはずなに、その時はサイズとか腎臓が大問題じゃなかった安堵感から、あ、そうですかと淡々と説明を聞いてました。

私がショックを受けてないか心配して、途中何度も出血にさえ気をつければ赤ちゃんはちゃんと生まれてくるからと励ましてくれたり。

私はニュージーランドに帰られる!と安堵感でいっぱいの気持ちだったですけど…。

iPhoneからの投稿