1/27(月)

福島市子ども発達支援センター&福島県立盲学校を視察させて頂きました。


・福島市子ども発達支援センター(福島市森合町)

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日替わりで様々な専門家に施設に足を運んで頂いております。

施設の老朽化を然ることながら、利用者数も少子化の影響で、ピーク時よりも少なくなっている。

現在は、20名程度が利用しています。

最近認知度が増えている発達障がいのニーズに対応するために、現在の運動機能の訓練にも施設を充実させる必要があるとのこと。

数年前に、施設のあり方検討会が開かれ、施設の改築など審議され、民営化を含めて、検討しているとのこと。


無くてはならない施設でありますから、市内の既存施設や立地な条件などバランスを考慮して、整備されるべきであり、継続して調査をしていく予定です。



・福島県立盲学校(福島市森合町)

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盲学校と聞くと、全盲をイメージしてしまいますが、弱視や視機能障がいの方が割合的に多いとのこと。

弱視の定義は教育的弱視と医学的弱視の2つあります。

・教育的弱視
両眼に器質的変化があり、治癒が望めないもので、両眼の矯正視力が0.3未満

・医学的弱視
視覚の発達段階において、斜視、強い屈折異常などで、視覚の発達が遅延した状態で、正常な矯正視力が得られないもので、治療などで視力の改善が可能

・視機能障がい
黄斑部変性症、網膜色素変性症、白内障、緑内障、網膜剥離などがあります。


震災の時、停電や断水が続いた福島市ですから、特に視覚障がい者の方々の御苦労は想像に容易く、当時の状況を伺いたかったのが、訪問の一番の理由であり、聴覚障がい者団体からは、先の12月議会において要望書が提出されていたことから、視覚障がい者の場合は?と今後のためにも知りたい衝動に駆られたという想いもあったりします。

校長先生からの紹介があり、同敷地に立地している福島県点字図書館 中村館長著書の「あと少しの支援があれば」を購入し、震災時の状況を勉強している所です。

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盲学校には、小学部・中学部・高等部(普通・保健理療科)・専攻科(理療科)があり、高等部保健理療科は、国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」、専攻科では、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師」の取得を目指して、勉強をされています。

ちなみに、校内の臨床実習室では、国家試験を受けるためのカリキュラムとして、月曜から金曜まで、午前10時半から12時半まで生徒が実施しているとのこと。

 肩こりや腰痛、全身の疲れや膝の痛み等の治療が受けられるそうです。

 要予約 電話 024ー534ー2574 福島県立盲学校(治療室)


 また、福島県立盲学校には、障がい者スポーツ大会で優秀な成績を収めている方々が沢山いらっしゃり、パラリンピックやアジア大会の代表選手として活躍されています。

  http://fukushi.jpn.org/letssports/archives/cat14/