第13回 除染情報プラザ 県民講座


~放射線への不安と向き合う実務者のために~


リスクコミュニケーションの思想と技術 を受講






講師の京都大学 木下 富雄 名誉教授の提唱する


リスクコミュニケーションの原則からすると、

福島市の仮置き場や給食問題についての対応は、


半分も出来ていないことが分りますし、


私が議会で訴えている市民とのリスクコミュニケーション




そのものであることを確信できました。






リスクコミュニケーションの原則




・市民を敵視せずに社会を良くする仲間と受容すること。





市民の考え方や関心の所在を正確に把握すること。





・持っている情報はできるだけ多く、


且つ早めに提供して情報を関係者間で共有すること。





・データの不確かさや弱点について隠さずに率直に議論すること。





相手の認識レベルに沿った平易な表現とロジックを用いること。





相手に説明するより共考する姿勢を崩さないこと。


・嫌みな質問でもはぐらかさず親切に答えること。




・回答が分らないときや不確かなときはその理由含めて正直に述べること。




・ウソは絶対に言わないこと。1回のウソで信頼は喪失




・できないことはできないと、その理由を含めて明確に述べること。


 その代わり、約束したことは必ず実行すること。




・苦し紛れに気を待たせるあいまいな回答は避けること




・リスクの説明だけでなく、その避け方や低減法を教えることが大切。


 それによって不安が安らぐ。




・議論で勝ちすぎないこと。負けすぎないこと。




・感情的なやりとりは絶対に避ける。




・相手に説明するというより共考する姿勢を崩さずに。




・必要以上に詳しく喋りすぎないこと。



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