福島市飯坂の福島県果樹研究所で果樹の除染セミナーが開かれました。

震災から9ヶ月経過…
農業に関しては大波や渡利、水原などで玄米に含有する放射線量が問題となっています。

過去のブログにも記載しましたが、農地(特に果樹地)の除染或いは農産物への移行対策をこの冬期間に講じなければなりません。

伊達市に遅れて、福島市は12/1に農地除染に対する協議会を立ち上げました。

福島市の12月補正予算に農地の放射線対策に関する予算措置がない現状を今からどうやって対応するのか?市の動向を注視しています。

話は戻りまして…
果樹の放射線対策は、果樹研究所の一貫した理念の基に指導されていました。

作業内容や詳細に賛否はありますが、方向は間違ってないと思います。

しかし、それが現地作業者がこなせるかと言うのは別のお話な訳です。

どこまでやるのか?の指針は非常に重要です。農家に対して複数のケースを提案し、土地の状況に応じて出来るだけ分かりやすく説明しなければなりません。

課題は山積み…でも、議論より行動を起こさなければなりません。

協議会に掛かる期待値はとても高いです。

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