フランス帰りで仕事も確実にきっちりとこなし

 英語力もかなりある方がいるのですが(もちろんフランス語も!)
 協調性がないと周りから言われています。
 フランス好きの私はこの方とフランス話でよく盛り上がっています。

 話の中で同感だったのが
 「お互い意見が食い違い論争になった場合
 日本人同士だと後味が悪くなるのですが
 フランス人だと論争後も後腐れなくランチに一緒に行く感覚である」
 ということです。

 これはフランス人に限らず私の知っている欧米人は
 このような人が多いかもしれません。

 確かにチームワークが必要とされる仕事で
 協調性がないことは日本社会では認められない傾向にあります。

 フランス帰りの方と話していて気づいたことは
 日本人の協調性と欧米人の協調性に決定的な違いがあること。

 日本人の協調性は同調に近いように感じます。
 日本の義務教育では個性を重視するのではなく
 他人と同じことを良しとするので
 日本人は他人と同じでいることで安心を得る人が多い傾向にあります。


 
 
 欧米人とひとくくりにしてしまいましたが
 日本に多くいるアメリカ人を例にとってみます。

 アメリカ人の協調性は
 様々な人種、宗教、バックグラウンドの人がいて
 その中でうまくやっていくための協調性なんですね。
 「同調せずに協調する」ということです。

 アメリカは特にニューヨークなどの都市部では
 様々な異なるバックグラウンドの人達が
 同調することは難しいでしょう。

 フランス人の論争の後に後腐れなくランチに一緒に行く感覚というのは
 この「同調せずに協調する」感覚に似ています。
 私が思うに、このフランス帰りの方は同調せずに協調できる人なんですね。
 
 完璧な人はこの世には存在しませんし
 自分の欠点だと思っていることが
 他の国に行けば長所だったり
 ある人にとっては欠点でも別の人にとっては長所だったり
 その会社では欠点と言われても
 他の会社では長所になったり。。。

 自分で欠点だと思っていたことが
 実は欠点ではなかったということは大いにあり得るということです。

 また自分の欠点だと思っていたことが
 ある人にとってはとてもチャーミングに見えたり
 別の人にとっては癒しになったりすることも十分あり得るんです。

 こういったことを踏まえた上で
 自分の欠点だと思っていることを愛してみる
 それが長所にかわることが多くなるかもしれません。



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