最近楽しみにしているTV番組が
「猫のしっぽ カエルの手 京都大原 ベニシアの手作り暮らし 」。
京都大原でエコライフをおくっている
英国人ハーブ研究家ベニシア・スタンリー・スミスさんの手作りな暮らしを紹介した番組です。
英国貴族として生まれ、日本人と結婚し、
現在は京都の山里にある築100年の古民家に住むベニシアさん。
庭で無農薬でハーブ、野菜、果物を育て、
森で木の実やベリーを積んでパンやジャムを作り、
ハーブで石鹸、化粧品、洗剤、防虫剤などの日用品を手作りして
四季を感じながらスローライフをおくっています。
古いものを手入れして大切に使っているのは英国人の心そのもの。
衣食住すべてに於いてセンスが感じられ
和洋折衷な手作りの生活からは心の豊かさが見てとれます。
そして、ベニシアさんがおっしゃったとても印象的な言葉がありました。
「食べる物が人をつくる」
「作った人の苦労を思い感謝して食べる」
いつも自分が食べている物が
自分の体もそうですが、その人の人格もつくっている。
いい例が子供。
添加物がたくさん入ったお菓子ばかり食べ、清涼飲料水ばかり飲んでいる子供はキレやすく、
集中力にかけ、協調性にも欠ける結果が出ています。
これは大人も同じこと。
農作物を作っている生産者さんの苦労を思いながら
感謝の気持ちで食べるって通常なかなかできないことです。
食べ物だけではなく、
日々の生活の中で様々な事に感謝して過ごすと
自分をとりまく環境や人間関係がよい方向へ変わっていくと思います。
これはベストセラーになった「ザ・シークレット」でも触れていたこと。
ベニシアさんの暮らしには
幸せに生きるためのヒントがそこかしこに隠れていました。