現在残業で帰りが遅く
なかなか記事がアップできない状態ですが
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今回はちょっと堅い記事になりますが。。。
オーガニックというと農作物など
食や化粧品など「物」だけに焦点が当てられがちですが
オーガニックと環境は密接に繋がっています。
有機栽培をすることはエコロジーでもあります。
有機栽培をするためには
まず土壌を3年ねかせて使用禁止農薬や化学肥料などを使わない
有機土壌を作ります。
そしてその土壌の周りの環境も重要視されます。
例えば土壌の近くに山などがあった場合
その山からも農薬などに汚染された有害物質が入らないようにしなければなりません。
もちろん、お隣の田畑からも
農薬をたっぷり使った土壌や農水などが混じらないようにもしなければなりません。
隣の田畑で農薬を散布していたら
風で運ばれたり水で流されたりするため
有機栽培農家が最も頭を悩ますのがこの点だそうです。
このように有機作物を作ためには
周りの環境を有機に近い状態に整える必要性も出てくるわけです。
例えば、これは有機の例ではないのですが
海のミルクと言われている牡蠣。
牡蠣養殖で有名な産地宮城県では
美味しい牡蠣を作るために養殖場に面した山にも気を配っているようです。
何故なら、山から海へ流れてくる川の水が牡蠣の味に左右されるからだそう。
木の伐採ではげ山だったところに植林し
自然界の物質循環を安定させたら
美味しい牡蠣が取れるようになったそうです。
このことからもいかに周りの環境が大切かが
分かって頂けると思います。
よって、環境に配慮した有機作物を買うことは
環境保全に貢献していることにもなるわけです。
オーガニック生活はエコロジー(環境保全)にひと役買うこと。
現在の日本のオーガニック作物は前農作物の約1%と言われています。
日本の多湿の気候が有機作物栽培に適さないからと
いうこともあるようですが
少しでも有機農作物の割合が増えて
環境に優しい農業が主流になってほしいですね。


