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皆様こんにちは。
昨日、
『へたれオカンは今日も笑う』の予約注文がアマゾンさんの方でもうすぐできるよーーーっ
というお知らせを書かせていただいたのですが、
さっそく、
ポチポチと検索してみたけどできんかったわ!
という「せっかちさん(笑)」の声が届いたり、
このブログで知り合った友人の中には、すでに、本屋に行って予約注文してきた!という強者がいたりで。
つっても、本屋もまだデーターにないとかで、
店員さんがわざわざ出版社に問合わせてまでしてくれたらしく。
なんかしらん嬉しくて仕方ない!
ありがとうございます。
そんな声が届くたびに、
昨日はひとりでニヤニヤと、妄想にふけておった次第です。
がしかーし。
実は、水面下である事件も勃発しており。
それは、昨日、おしゃべり元保護者のブログでも前フリさせていただいたのだけど、
そのことが、 「吉と出るか凶と出るかは誰もわからない」という、突発的事故。
それはちょうど、
「今週中に印刷所に入稿します!もう訂正できませんのでよろしく!」
と、最終的な原稿チェックを終え、「もう今更訂正指示してくんなよ」と言わんばかりのメールがやぎっちから届いた頃。
世間ではある事件が勃発していたのだ。
それは、
「某アナウンサーが、透析患者をなんちゃらかんちゃら」
という事件。
「某」やら「なんちゃらかんちゃら」と隠してみてももうバレバレだと思うのではっきり言おう。
そう、
「長谷川豊氏が、透析患者さんを相手に暴論かましたらしいってよ」
という話。
といっても、その時点では、杉のはまだ、
そのことと、私の出版の関係性を全く考えておらず、
「あらら、アイタタやな」
と、ぼーっと眺めておったわけであります。
しかし、実は、杉の、
この長谷川さんのブログが大好きで、
しょっちゅう読みに行っていたのだ。
ライブドアブログなので、読者登録の仕方とかはようわからず、
ヤフーニュースや2ちゃんねるなどで長谷川さんのブログの話題が上がるたびに、
いそいそと読みにく、実は「長谷川ブログファン」だったのだ。
といっても、福井ではMX系列のテレビは全く映らないし、
「ブログの長谷川さん」しか知らなかったのだけど、
あの方の、 「自分に正直な熱すぎる意見」が妙に心に届き、
その意見に賛同できるできない関係なく、
「長谷川さんが何を考えているか」に非常に興味があったのだ。
そんなことで、あちらのブログでは、何回かその記事を紹介させてもらったことがあるほどだ。
しかしながら、そのブログは、非常に言葉遣いが荒く。
「そこまで言わんでもええがな」
と思うことはよくあって、
つっても杉ののブログでの言葉遣いも相当悪く、人のことは言えないのだけども、
それを抜きにして読ませてもらうと、
「自分が知らないことを教えてくれる隣のお兄さん←実際は年下」
的な存在として、非常に貴重な存在だったというわけだ。
そんな長谷川さんが、あんな「アイタタ記事」を書いてしまって、
私としては、「これは長谷川さんも終わったな」と、「なんでその言葉を使えばこうなるかもしれないってこと想定せんかったかな」と、ただただ残念で仕方なかった。
その内容については杉のはすべて賛同できたわけではなかったけれど、
伝えたいことは十分にわかるのにもったいないなーと、ただ、悶々とその騒動を眺めていたわけだ。
そんな頃、やぎっちから、「今週中に印刷入稿します」なんてメールが届き。
つっても、もう二年近く、同じ原稿を見続けているのだ。
ここんとこしばらくチェックの連続で、
本人ええ加減飽きてもきているわけだ。
もう随分と前に書いた箇所なんて、
正直、チェックするのも字面だけ追いかけるだけで、内容なんて入ってこない。
だけど、「もう訂正はできない?」
そう言われると、「本当に大丈夫かな?」と不安になるのが人間ってわけで、
「もう一度、ちゃんと読んでみよう」という気に陥るのが自然っちゅうもんで。
そんな風にいつもと違う気分で原稿を読み返した私は、目をひん剥いた。
「なに?」
「そうやそうやそうやった!」
「ってゆーことは……」
こ、これはやばくないかっ
∑(゚Д゚)
なんと私は、その15か条の項目の中で、
長谷川さんのブログ引用していたのだ。
それも、さらっと「パクった」のならともかく、
堂々と、
「長谷川豊氏公式ブログから抜粋」
なんて言葉までつけて、しっかりと利用していたのだ。
しかも、今、世間で叩かれまくっているその「ブログそのもの」の名前までだして、
「ほら、長谷川さんだってそう言ってるでしょ」的に、
むしろ、「自慢げ」に、長谷川さんを紹介していたのだ。
杉の死す。
「あーこりゃ、やぎっちから「なんとなくやばいので削除しまーす」なんて言われるのだろうな」
と思った。
ま、私的には、「なにも悪気はない」とはいえ、
まるで、長谷川さんを応援していると思われたなら、←実際は内心負けるなと思っておるけども。
「心笑亭杉のは長谷川氏の仲間だ!」
と
「そいつが書いた本なんて読むな運動」なんて起こされたらたまらない。
しかも、「この50歳とは思えないアイタタ言葉遣い」は、まるで、「長谷川のパクリだ」と思われるかもしれないほどの長谷川さんと同じ匂いが漂っている。
ってゆーか、この言葉遣いは、はっきり言って、私のほうが長谷川さんよりも先やしな!
とか、言ってる場合ではない。
だけど、今の日本は、そういう国だ。
あちらのブログでも、一度「言葉遣いがどうのこうの」と、いちゃもんつけられたことがある。
あん。削除するしかないか。
いっても、その長谷川さんの言葉を引用しなくても、
私が言いたいことは伝わるはずとはいえ、
うーーん、あの言葉、めちゃビンゴやったのにな~
と、削除するのももったいない感が私の中で襲うわけだ。
そんなことで、
「やぎっちからなんか言ってくるまで、だまっておこ」
と、
「私から削除を願ったわけではないパターン」を装うことに決めるのである。
と言いながらも、杉のの正体は、「ほぼ小心者」。
念のためと、
あちらのブログの方で、「ちょっぴり長谷川さんを擁護しておこ」と、
「長谷川さんを叩くのは勝手だけど、ちゃんと読んでから叩こうね!私はどちらかというと好きやけどな」的な、
記事を公開してみるのだ。
ほんと、私ったら可愛い。
この記事だって、半分そういう意味だ。←きっぱり
しかし。
やぎっちからはなにも連絡が来ず。
「あれ?」
「やぎっちこの騒動しらんのかな?」
と、また新たな疑問が沸いてくるわけだ。
いっても出版社の社長もやぎっちも杉のの年齢をはるかに超えた、ご年輩。
ネットニュースなどに精通してもおられないだろうし、
「こりゃ、知らんな?ったくもう」
と、なぜか上から目線で、「危機管理のなさ」を嘆きはじめる杉の。
正直、この事態は、初出版の私にとってはどもならん話だ。
息子や娘たちも、
「なにもこのタイミングで、こんな騒動起こすなって!そやからもっと早くに出しとけば」と、「オカンの運のなさもここまでくると笑える」と、半分呆れ顔だ。
杉の、しゅん。
もう返す言葉も見つからない。
しかし、ついにやぎっちからのメールが届いた。
ついに来たか。
「仕方ないですね。削除してもいいですよ」
という、あくまでも「そっちから言ってきた感」を醸し出した返信を頭で用意しながら、
そのメールを開いてみると。
「明日印刷入稿します。カバーデザインもできたので、今晩中にチェックして問題あったら連絡してください」
へ?
それだけ?
いやいやいやいやいや、
カバーデザインとかそんなもんこの際どうでもええがな、
問題は、そこじゃないやろ。
と、一応それでもカバーデザインのチェックをしっかりこなし、
「OKでーす」と軽く返事を返しながら、
「明日?ってことは、今晩中ならギリギリセーフじゃね?」
と、
「あ、そうそう。←(あえて思い出した感の演出用)あのー、長谷川さんの騒動知ってますか?私としたらなんの問題ないとは言え、もし問題あるとお考えなら削除してもいいですよ」
完全チキりまくっている私は、ついに行動を起こしたのだ。
すると、やぎっちから、想定外の返事。
「知ってますよ?その問題となっているブログ読みましたけど、へたれオカンとはまったく関係ないんで問題ありませーーん。」
と、想定外に軽い返事。
「いやいや。このタイミングでわざわざ長谷川さんのブログを引用すると、へんな誤解を生みませんか?」
それでも、やぎっちの想定外の返信は続く。
「大丈夫でしょ。こっちはなにも長谷川氏を批判する気も擁護しているわけでもない。本文の中でも、長谷川さんの記事内容とは関係ないと明記してあるんで、堂々と行きましょ。第一もう印刷に間に合わないっすよ」
「はあ。ならいいんですけど。私もそちらのご迷惑にならないかと心配しただけですので。八木さんがいいんならそれでOKです!」
と、あくまでも「いい人(ズルい人)症候群」を貫き通す私。
すると、やぎっちから返信が来た。
「大丈夫!長谷川さんからなんか文句言ってきても、勝てますから!著作権がなんちゃらこうちゃら・・・」
へ?
そこ?
なんと八木さんは、この騒動により、ブログ引用したことで、
「この騒動を誇張している」と長谷川氏の方から批判の声が上がると、
そちらの方を心配していたようなのだ。
あの、そうじゃなくて、私が懸念していることは・・・かくかくしかじかこういうことで、今の日本は怖いですから。
と、事細かに説明すると。
「あー、そういうことですか。(笑) それは杞憂っつうものです!」
やぎっちの正体は、へたれではなく、
ただの男前だった。
そもそも、やぎっちは、
「全国の「隠れ毒親」たちから叩かれるような本にしましょう」
と、
叩かれること想定で、私の本を出版しようと、言ってくださっていたのだ。
しかも、
「高陵社にとって、この本は、冒険です!」
とまで、言ってくれていたのだ。
それほどまでに、私の伝えたい内容を、
「それでも世に出しましょう!」
と、言ってくださっていたのだ。
叩かれてもいい!!
最初から、そういうことだった。
てなわけで、それでもチキっている杉のは実際いるけれど、
「これが凶と出るか吉と出るかはお楽しみ」
てな感じで、ただただ面白い状況におりまする。
今日は地元の友達や、
昨日のブログを見た高校の同級生たちから何件か連絡が来て。
この一冊が、
読んでくださる大勢の方や、
そして私にとっても、心から笑える毎日を送るきっかけになることを、
心から願っております。
それではまた。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
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