「しってまい」って知ってますか?


引っ越してからずっと気になっていたのですが、ヒエなどの雑草がいっぱい生えている田んぼがあります。無農薬栽培をされているのだな、とは思っていたのですが、今日はじめて詳しく聞くことができました。


これは「しってまい」と言って、宮崎の超早場米の収穫(7月頃)が終わった後、切り株から勝手に稲が生えてきた二番米のことなのです。ですから、無農薬で、収穫まで放置した状態で10月はじめの収穫を待ちます。雑草も生え放題です。

背丈は通常の稲よりも低いです。40センチぐらいでしょうか・・・


米の質がいいからと、すし屋さんか買いに来られるということです。


なぜ「しってまい」というのか尋ねましたが、ほうっておいたらできるお米のこととしか、答えは返ってきませんでした。


椎葉では放っておいた雑穀のことを「ふってもの」と称していますが、それと同義語なのかも知れません。


一度、食べてみることにします。




九州民俗学会

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