愛莉に、
愛莉を産んでくれた、ママのお話しをしました。
「今の愛莉よりも小さい体(3kg代)で、愛莉を産んでくれたことに、ありがとう。
小さく生まれて、こんなにも大きく無事に育ってくれた愛莉にも、ありがとう。
大阪から、まだ会ったことない岐阜の私へ、愛莉を託して下さったご夫婦に、ありがとう。
天国のミュウたち、
子と孫たちに先立たれ、寂しいばかりだった、母性の塊マリコに、もう1度ママ役をさせてくれて、愛莉との縁を導いてくれて、ありがとう。
天国のジュンタ、愛莉の守護にきてくれて、ありがとう。
愛莉、いつも待っていてくれて、ありがとう。
愛莉、歯を磨かせてくれて、爪切らせてくれて、ありがとう。
ごはんも、食べてくれて、ありがとう。
元気でいてくれて、ありがとう。ありがとう。ありがとう。」
愛莉は、ジーッと、私の目をみつめて、私の感謝の言葉を聴いてくれてました。
人の縁と、動物の縁は、変わりません。
人間は、お金になる、利益ある縁を、優先しがちで、
お金だけに価値があると思いがちですが、今世を通過するアイテムに過ぎません。
冷たい人が飼い主になり、価値のないと見捨てるかもしれない動物との縁でも、
どんな状態になろうと変わらず、愛を持ち、大切にしていると、
いつか自分の命の尽きる時、『魂の記憶』として刻まれる、
お金よりも貴い、宝となるのです。
お金は、あれば安心できるアイテムかもしれませんが、それだけでは、幸せにはなれません。
幸せになるにはのは、自ら無償の愛を与え、無償の愛を受けた時、
人の魂は、感動して、震え、喜びを感じて、成長するのです。