お坊さん

「私のお寺は遠いから、昨日こっちに来てホテルに泊ったんだよね。それで、朝ごはんも食べたし、、、、、、」


僕「わざわざ、前泊して下さったんですね。ありがとうございます。で?」


お坊さん「いや~、やることもないし。早いけど、供養始めませんか?」


僕「マジ?? これからですか?」


お坊さん「ところで、今日の供養には何人程参加されるの?」


僕「僕一人です」


お坊さん「マジ?? あんた一人? じゃあ、もう始めましょうよ!」


僕「僕にも予定がありまして、すぐには行けませんが、、、、」


お坊さん「生産性の問題だよ。僕は昨日から、こっちに来て準備している。僕のギャラは10万。早くはじめれば、時給換算で、その分生産性が高まるでしょ?」


僕「昨日から来て欲しいとは依頼してません。そして、昨日から来て準備する必要性はありましたか?」


お坊さん「いやいや、細かい点は置いといて、すぐ始めましょう!」


結局、予定より早い時間で供養を開始することになった。


ちなみに、お坊さんは自家用車で来て、運転しているのは女性。


僕は思わず「同伴すか?」と尋ねてしまった。