壽を押す | kohukuのブログ

kohukuのブログ

おっきいばばの陶器づくりといろんなこと。

hannko

彫り上がった、ふたつの判子。
ひとつは「福」の字、もうひとつは古い書体の「壽」です。

桃山時代の黄瀬戸福字鉢の「福」の字はとても伸びやかです。
三井記念美術館で見た本物は、
どうやら「福」の字を判押ししていることがわかりました。
それで私も彫っていたのです。
ようやく判子が出来上がったので、
ロクロ引きした生の器に押しました。
それがこの「壽」鉢です。
焼き上がると、あの黄金色の黄瀬戸鉢になるはずです。
なーんて、高望みのコフクママです。


nama_hachi