鉄
お皿の素焼きが上がり、
今日は秞掛け、そして夜から本焼きに入ります。
その隙間に、テストピースを一つ。
テストピースと言っても、急須のフタです。
かなり前の事ですが、素焼きの段階で、
本体の一部にヒビが入って、ボツになった急須のフタです。
テストピースとして、めでたく再利用という訳です。
『弁』と書いてあるのが弁柄、『鬼』が鬼板、どちらも鉄です。
こんな描き方でも、それぞれの線に微妙な濃淡があるのです。
この二つが、どれくらい異なって現れるのか、
自作のマット秞との相性は良いのか、の試し焼きです。
釉薬を掛けました。
肝心のお皿の本焼きよりも、
こちらの方が、ちょっとだけワクワク・・・。