2018.3.10 防人と民間防災 わたしの3.11 あなたの3.11 | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

いよいよ世紀の大災害 東日本大震災から7年経過するんですね。

 

昨年の今日、本来は翌日の3.11に合わせて地元新聞社の取材を受ける予定でした。

しかし、

前日の夜中に記者からメールをいただき、事件の発生で見合わせとなったんです。

 

わたしの3.11

何故かいわくがついている気がします。

昨年は能登の殺人事件。

 

発生した2011年は

前茨城事務局の開設直後。

発生のひと月前には「防災とボランティア」事業の第一回目。東京の有明の丘ですね。

 

発生年はなんとか乗り切れたのですが、その後は各事務局さんたちは疲れきったのでしょう、動きが縮小してしまってね。

今は本登録しない方々が全国に展開なさっています。

 

PTSD

発生と同時にPTSD、トラウマが発生します。

揺れに敏感になってしまったり、地震の揺れに近い電車や車に乗れなくなったりと。

 

情報班でもある「災害機動通信隊」の参画者も、派遣型でと言ってきました。

ただ本人も気にしていたのが「PTSD」。

「PTSDになりませんかね??」との問いには

「必ずなるよ。見えるもの、匂いすべてが脳裏に焼き付くよ。でも、それを知らないと情報は発信できないんだ。」

とお答えしました。

 

情報班

無駄な動きはなく、状況を伝えるためには、状況を把握することからがスタートです。

見たままそのままを当初は尾ひれなく伝えること。

そしてピックアップしてもらえる細工に。

言い方変えると、

いつもの状況と違うことをどう伝えるか?に知恵を回すことになります。

これは通話も活字も写真も動画も同じなんですね。

 

あなたの3.11

こうやって私の周りだけでも「各自の3.11」があるのです。

そこから学んだこともあるでしょうし、「いざまさかは地震だけ」となっていた感性も変わったことだと思っています。

 

でも

7年経過するんです。

 

同じ気持ちを持ち続けられているんだろうか?

固執していないだろうか??

またまた地震一色になっていないだろうか?

津波は水事象だと思い込んでないだろうか??

って

常にプラスしていかないと、世間はまた3.11=津波 になってしまいそうで・・・。

 

今年の3.11

世界も地震で被害。

北陸豪雪

北海道豪雪

そして今の今動いているのが「火山」

噴火の年でもある今年の3.11なんだってことなんです。

 

さて、あなたの3.11は??

いかがですか?