公園は、今朝もきれいな空。
雑木林で、パチン!と何か弾ける音に続いて、カン、カン、
ガサガサッ…というような音が、あちこちで響く。
誰もいないし、なんだろうなぁ…と、少し立ち止まって
見ていたら、木の高いところから細い棒のようなものが
落ちてくる音らしかった。
下の画像の、黄色で囲った部分。
これ、春に紫の花が咲くフジの実である。
これが弾けるときにパチン!と音がして、周りの木の枝に
ガサガサと当たりながら落ちてくるのだった。
さやの中には、堅く平たい種が並んでいるらしい。
さやはとても堅く、二本合わせて打ち鳴らすと、乾いた
小気味いい音が鳴る。また、表面は質のいいビロードのようで、
なんともふしぎな手触り。フジの実がこんなふうだとは、
今まで全く知らなかった。
こうして、公園のあちこちに弾けたさやが落ちているのだ。
ミニと散歩に通って十年以上たつというのに、これまでは
気にも留めていなかったのね。
これからは、もっと色んなことに目を向けましょうね。
ところで、クビレはいかがでしょうか?
ちょうど陰でわかりづらいなぁ…。