私の腕時計。

高額ではなかったけれど祖母(故人)に買ってもらったもので、

多分、20年ぐらいは経つんじゃないかしら?

これが、6月ごろから調子が悪くなった。

電池切れかと思い、某大手スーパーの時計売り場で新しい電池と

交換してもらったのだが、翌日には全く動かなくなったのだ。

こりゃぁ、いよいよ故障だと、修理に出すことにした。

 

修理に出す先は、岡山県である。母のイトコが、時計いじりを

趣味とするうちにそれが本業となり、修理を受け付けるようになった。

 

時計を送って数日後、連絡がきた。ナント、電池が規格通りのものが

入っておらず、そのせいで裏蓋がきちんと閉まらない状態だという。

規格通りの電池に入れ替えれば問題ないだろうということで、さらに

数日後、私の時計は岡山から戻されてきた。

 

ところが!またまたすぐに動かなくなったのである。

再度、私の時計は岡山県へと旅をする。私は行ったことないのに…。

 

あーでもない、こーでもないとメールが何度も行き来して、時計は

7月から9月にかけて、千葉と岡山とを三往復した。

 

比較的安価であるこの手の時計は、修理をしながら長く使い続ける

ようには、最初から作られていないのだそうだ。異常があると思われる

箇所の部品をそっくり取り替えるような作りになっているとのこと。

 

時計がなくて不便な思いをすること約2ヵ月、すっかり直った

私の時計である。