映画「聖お兄さん」 | ミンディのブログ

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元NHKニュースキャスター及び民放海外リポーター。鑑定歴7年、7000人以上を鑑定。(総合職OL、医師、弁護士、公務員、国際的な芸術家や音楽家、俳優など)。企業が開催するレクチャーやセミナーの講師も行う。タロットと聖書、古神道関連の学術研究発表は世界で初めて。

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セイントセイヤ、セイントお兄さん、私の本名は鈴木聖名子で聖セイントとつく作品は聖がつくからつい気になり見てしまう。
鈴木という名字はポピュラーだが鈴は聖なるという意味で聖なる木という意味。鈴木という氏は神主の氏だという伝えがありアブラハムの子孫は星の数のように増えるというから主に祝福された一族だ。だから神社と聖書の関わりを調査している私には深く考えさせられる話がたくさんある。

聖がつくのはキリスト教に関わる名称が多い。
この映画はキリスト教に関わるどころかなんとイエスキリストその方ご本人が現代のしかも立川に登場する。
立川といえば昔私が通っていたキリスト教の神学校があった場所だ。
もしかしたら作家はそれを知っていたのだろうか?

とにかく漫画の広告を本屋でよく見かけたがバリバリクリスチャンの私はイエス様を冒涜されては嫌だと読まなかったけど映画は見てしまった。
初めから終わりまでお腹が痛くなるくらい場内笑いっぱなし。

仏教の事は全くわからないけどイエスの着ているティーシャツに書かれているメッセージがこれまた笑える。
例えば「知らない×3」とか「サムソンとデリラ」とか日替わりで変わる。
出てくるコンビニも必ずファミリーマートでザクラダファミリアつまり聖家族教会をイメージさせる。

ブッダとイエスの二人はなぜか神社の祭で神輿を担ぐのだがワッショイわっしょいと掛け声かけてるうちにノリノリになっていく。
それもそのはず神輿を担ぐのはモーセの約束の箱つまり十戒の書かれた石碑を担いで運んだのが始まりと亡き父から聞いた事があるしワッショイという掛け声は旧約聖書の書かれたヘブライ語にあると神主出身の牧師さんから聞いた事がある。

私たち生(なま)のクリスチャンは現世の生活の中でもしイエス様がいらしたらどうなさるだろう?と考えながら決断する。
あまりにもユーモアがあって楽しいこの映画はなんだかイエスの冒涜どころか親しみがもてるおもしろい作品だ。
ただしいくらなんでもブッダやキリストがおみくじをひかないだろう。でもふと聖書にくじを決めるのは主であるとあるか…
とにかくこのアニメの作家はかなり聖書を読み込んで一般の人たちにわかりやすく伝えるツールとしているのかもしれない。
イエスはジョシュワとも発音しヨシュアがよしやくんになっていたけどまじで私のいとこは「よしや」という名前。
天国にいる父や叔父たちがこの映画を上から見て大笑いしているような気がした。