(人間修行の為、15年続けてきたセラピストに仕事を辞め、ホームレス、鳶職を1年間し、最後の1週間でまとめた記録です)
7月の末から人生がまた急速に転換中。
いよいよ今の職場も今月限り、今日、引越し先を決め、不動産屋さんで、契約を済ませる。
そこで、「この1年間が自分にとってどんな意味があったのか」を整理するためにも、何篇かに分けて書いてみます。
★.。.:*・゚★.。.:*・゚★.。.:*・゚★.。.:*・゚★.。.:*・゚★.。.:*・
15年間セラピストの仕事をしてきて、最初のうちは無我夢中、人が輝きを取り戻していく瞬間に立ち会えることが嬉しくて夢中になってやってきた。
ところが、人の人生に口出しをしていい気になっているうちに、自分の成長が止まり、クライアントの方がどんどん追い越していっているのにうすうす気づき焦りを感じる。
そうしているうちに、私生活でのトラブルが続き、「人に偉そうに言ってきたほどには、自分のことは出来ていないじゃないか!」ということに直面する。
それでも新しいクライアントが訪れることで、すぐに忘れるが、そのクライアントもいつのまにか自分を追い越している。
まるで、「愛と青春の旅立ち」の仕官候補生教育教官の鬼軍曹のような心境だ。
いよいよ今の職場も今月限り、今日、引越し先を決め、不動産屋さんで、契約を済ませる。
そこで、「この1年間が自分にとってどんな意味があったのか」を整理するためにも、何篇かに分けて書いてみます。
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15年間セラピストの仕事をしてきて、最初のうちは無我夢中、人が輝きを取り戻していく瞬間に立ち会えることが嬉しくて夢中になってやってきた。
ところが、人の人生に口出しをしていい気になっているうちに、自分の成長が止まり、クライアントの方がどんどん追い越していっているのにうすうす気づき焦りを感じる。
そうしているうちに、私生活でのトラブルが続き、「人に偉そうに言ってきたほどには、自分のことは出来ていないじゃないか!」ということに直面する。
それでも新しいクライアントが訪れることで、すぐに忘れるが、そのクライアントもいつのまにか自分を追い越している。
まるで、「愛と青春の旅立ち」の仕官候補生教育教官の鬼軍曹のような心境だ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201014/17/mindupdate/e3/18/p/o1270099014834783882.png?caw=800)
ラストでは鬼教官が、卒業するザックに「少尉殿」と敬礼します。
もちろん言葉遣いも変わっています。
そう、卒業式のタイミングで、地位が逆転するのですね。
教官は”軍曹”で、卒業生は階級が上の”少尉”となるのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201014/19/mindupdate/cc/67/p/o0886061214834837891.png?caw=800)
当時45歳
「このまま自分を欺き、一生イミテーションのまま終わるのか、ここで奮起して本物になるのか」
身悶えするような想いの中で、
「50歳になったら、もう手遅れだ!今ならまだやり直せる」
と、全てを変えることを決めた。
しかし、一方では、前途洋洋たる人生に思えていたのに、この俺の人生にこんなことが待ち受けていようとは…という想いもあった。
妻と別居し、全く見知らぬ土地に住み、今までの自分なら絶対に選ばない仕事をしようと決める。どうせ住むなら、少しでも自分の前途に利ある方位にしようと、気学を観て、割り出した吉方位が南西。
この方位は、気学によると、「与える事と受け取る事のバランスが整うと同時に、今まで積み重ねてきた物事に対して、純粋により多くの実りを受け入れようとする姿勢が養われる。対人面では、お互いに学びあえる、フィフティーフィフティーの関係を作り上げていく力が身についていく」というものだった。
「おおー、今の自分にぴったりの学びが出来る方位ではないか! なんてラッキーなんだ!」
さて、どんな仕事をしてみるか…
妻と別居し、全く見知らぬ土地に住み、今までの自分なら絶対に選ばない仕事をしようと決める。どうせ住むなら、少しでも自分の前途に利ある方位にしようと、気学を観て、割り出した吉方位が南西。
この方位は、気学によると、「与える事と受け取る事のバランスが整うと同時に、今まで積み重ねてきた物事に対して、純粋により多くの実りを受け入れようとする姿勢が養われる。対人面では、お互いに学びあえる、フィフティーフィフティーの関係を作り上げていく力が身についていく」というものだった。
「おおー、今の自分にぴったりの学びが出来る方位ではないか! なんてラッキーなんだ!」
さて、どんな仕事をしてみるか…
「頭でっかちになっていた自分を変えるには、身体をはって、命がけで動く仕事がいいだろう」
と鳶職に決める。
地図に線を引き、その線上をガテンを片手に、身体ひとつで歩いていく。
片っ端から電話をしてみるが、「鳶職は30歳までだね…」と断られ、「この歳で俺は一体何をしているんだ…」と弱気にもなりかける。「いや、だからこそチャレンジしているんだ」と、気を取り直して、探し続ける。こうして見つけたのが海老名にある○○組、「寮付、まかない食有り」に惹かれ、転がり込む。
ほとんどが、自分より年下、茶髪の職人さん。年上は、いかにも頑固で怖そうなオジサンが3人位。
「お疲れ様です~! 今日からお世話になる田中信二です!よろしくお願いします!」
地図に線を引き、その線上をガテンを片手に、身体ひとつで歩いていく。
片っ端から電話をしてみるが、「鳶職は30歳までだね…」と断られ、「この歳で俺は一体何をしているんだ…」と弱気にもなりかける。「いや、だからこそチャレンジしているんだ」と、気を取り直して、探し続ける。こうして見つけたのが海老名にある○○組、「寮付、まかない食有り」に惹かれ、転がり込む。
ほとんどが、自分より年下、茶髪の職人さん。年上は、いかにも頑固で怖そうなオジサンが3人位。
「お疲れ様です~! 今日からお世話になる田中信二です!よろしくお願いします!」
明るく挨拶するものの、
皆、「なんだこのよそ者は…」 という感じで一瞥するだけで、後は無視。
「さて、一体これからどうなっていくものか…」
いきなり不安な気持ちがもたげてくる…。
〈つづく〉
《人生を変える旅路② 鳶職》
http://ameblo.jp/mindupdate/entry-11151660638.html